
犬山俊之
@inuyamanihongo
2026年6月19日

地下鉄駅
何致和,
及川茜
読み終わった
台湾
様々な理由から台湾の地下鉄の駅で死を選ぶ人々と、その防止に奔走する地下鉄職員の物語。
前半は仕事小説として読めます。現代台湾のホワイトカラーの人々の考え方が伺い知れて、興味深かったです。日本語訳も読みやすくて好感を持ちました。会話のやり取りが続く場面、リズム感のとぎれない訳出ですごくよかったです。
ただ、後半主人公の転落が始まるところから、読むのがつらくなってしまいます。特に中年男性(40代離婚歴あり)が若い女性に抱く恋愛感情の描写が「痛すぎて」、ちょっと引いてしまいました。
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それから内容とは直接関係ない点ですが、小説内で若者が好んで見るものとして言及されているのが、「ハリウッド映画」「韓国ゾンビ映画」「韓国ドラマ」で、「日本」が全く出てきません。ここでも台湾における「日本」の存在感の消失を感じます。









