みどう "すべて真夜中の恋人たち" 2026年6月19日

みどう
みどう
@midoupixiv
2026年6月19日
すべて真夜中の恋人たち
冬子の目を通して見える世界の柔らかさだとか鮮やかさに(作家の言葉選びに)うっとりしてしまう一方で、その視野の狭さに呆れてしまうこともあり。けれど冬子の目を借りているからこそ見える寂しい景色だとか、人の軽薄さあたたかさを追体験もできるなあと…。 自分の空虚の形を知るには人と関わることでしかその輪郭を捉えられない、と改めて感じさせられる一方、最後数ページの冬子のしたたかさには勇気付けられる。他の方の書評でも書かれてますが三束さんと歩く夕暮れ時の表現は文字でしか表現できない美しさだと思います。
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