
白玉庵
@shfttg
2026年6月19日
ミヒャエル・コールハース チリの地震 他一篇
クライスト,
山口裕之
読み終わった
多和田葉子の『エクソフォニー』(まだ読んでいない)で取り上げられているそうで、予想もしない繋がりだった。
ミヒャエル・コールハース
チリの地震
サント・ドミンゴでの婚約
三篇を収録。時代も場所もばらばらだけれども、どれもカタストロフへまっしぐら。裏『サラゴサ手稿』というか、企みがうまくいくかと見せかけて最悪の結末に至る話ばかり。フランス革命のいやーな余韻があちこちに滲み出ている。カフカが好きだったというのはなんだかわかる。
訳註、解説が丁寧で助かるが、言語的な複雑性というのはストーリーを追うのに気を取られてわからなかった。
あ、なんとなく南北の戯曲っぽいのかも。







