
ぴぴ
@pipi0066_0
2026年6月19日
津軽
太宰治
読み終わった
『汝を愛し、汝を憎む』
まさにそのような太宰の津軽に対する想いが溢れているような作品だと思いました。
太宰の作品は死を感じることの方が多いけれど、この作品は生きる、生きたいための津軽紀行であったと私は解釈しました。
印象としては、「一、巡礼」の書き出しで、作家たちの没年をつらつらと並べたり、後ろ向きの理由で津軽へと旅立ったり、そのような紀行文なのかと思っていたが、旧友と酒を酌み交わし、方言を聞き、故郷の褒めや悪口やら、故郷の人達と会い、30年も会っていなかった子守と再開し...この紀行文を通してたしかに太宰は生きたいと願っていたように感じました。

