
高橋|往来堂書店
@frog_goes_home
2025年3月24日

安全に狂う方法
赤坂真理
読み終わった
程度の差こそあれ、「アディクション」は誰しもに起こり得ることだ。根本的な生きづらさから逃れるための、一時的な避難所。しかしその先にも苦しみが待っているのなら、この世界で生き続けなければならない理由はあるのだろうか? 抜け出せないその堂々巡りに対するひとつのアンサーが、思わぬかたちで提示された一冊だった。崩壊は、自分の範疇の外側からしかやってこない。ならばその前に、こちらから狂ってしまおう。内から湧き起こる狂気を、乗りこなせ。





