
メジロ大好き
@2754natsuki
2026年6月16日
イン・ザ・メガチャーチ
朝井リョウ
読み終わった
“推し活”という特定のコンテンツにの熱狂するのはなぜか。それに至るまでの過程とコンテンツから離れていく状態までを、立場の異なる3人の主人公で描かれている。
推し活を仕掛ける側の人、推し活にのめり込んでいる側の人、推し活を冷ややかな目で見ている側の人。3人それぞれが“推し活”によって自分の考え方の正誤の揺らぎ、得られたもの、手放したものが物語の軸になっている。
視野狭窄という恋にも似た正誤判断が鈍った状態に振り回され、自らの身を切るほどのめり込めるのは本当の幸せなのか。
現代において幸せな人生の最適解の定義が多様化されたことによる、その幸福のあり方についての例題が描かれていた。

