ren
@ren_grayscale
2026年6月20日
生きてるだけで、愛。
本谷有希子
寧子と津奈木にとっての愛は、カップルの甘い同棲生活や、日常の淡い幸せとはまた違う。
どんなに分かり合えない世界でも、そんな世界だからこそ、まさに5千分の一秒でもその全てを共有したい(一緒になりたい)と願うことに2人だけの愛を感じた。
伝えたいのに上手く伝えられない(素直な態度を取れない)、まわりに理解してもらえない寧子の描写はまさに人生との葛藤で、とても惹きつけられた。
津奈木の
「パルコ死ねパルコ死ねって叫んでる寧子の青色のスカートの裾がゆれてきれいだったんだ、すごく。こういう意味が分かんなくてきれいなものがまた見たいと思ったから」
という寧子に惹かれた理由もとてもわかる。
寧子を見ていると自分も自由になれる気がするのだと思う。