小夜
@snowdrop_0
2026年6月20日
すみれの花の砂糖づけ
江國香織
読み終わった
読了。SNSの投稿で見かけて購入してみた詩集。
だいぶ湿度のある内容。
著者の内側の柔らかいじゅくじゅくした部分が、だいぶ垣間見える。
共鳴する気持ちになる詩もあれば、おいおい公園で何やっているんだと呆れるようなものもある。
著者は心のうちの"少女"と言っているが、私にはその実、無邪気で獰猛な獣が、奔放に生きたいのだと言っているように感じた。
9才というタイトルの詩の、肉屋のレバーについての内容が、余計そう感じる。
ちいかわの獣化してしまった、あのこのような、無邪気で愛らしく、残酷に踏みつぶせる強者の詩。
20年前に刊行されている詩集だが、令和の今に刊行されようものなら、賛否両論だったのではないだろうか。

