たばら "嘔吐" 2026年6月20日

たばら
@ircow0315
2026年6月20日
嘔吐
嘔吐
ジャン・ポール・サルトル,
鈴木道彦
物から意味を剥いでも存在は残る、存在は意味を持たない、世界や人間は理由無く偶然存在する事を認識せずとも感じてた主人公は度々吐き気を催す。音楽を通し人間は必然性を創造できると感じた彼は、過去の人間の必然性を証明する歴史研究を捨て、小説の執筆を創めるところで幕が下りる。 英雄的にチーズを注文するシーンは皮肉たっぷりで笑えました。 しかし私は主人公の吐き気に原因になる感覚に直面した事がないので核心には乗り切れない気持ちです。(まず物から意味を剥いでも存在が残る事を証明して欲しいですね。) あとヒューマニズムを皮肉ったのに結局人間が持つ能力に帰結するのは同様にヒューマニズムではないかとも思いますね。 小説としては面白かったです。(独学者が可哀想だったけど…)
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved