さくら "AはアセクシュアルのA 「恋..." 2026年6月20日

さくら
さくら
@saku_kamo_ne
2026年6月20日
AはアセクシュアルのA 「恋愛」から遠く離れて
「『付き合ってほしい』と言われると、『まず、「付き合う」って何?』と私は思う。その内容をはっきりさせないことには、諾も否もあったものじゃない」ってところ、分かりみが深い。 自分の中にいろんな自分があって、そのひとつが、“マイノリティとして生きる自分”であることを思い出させてくれた。 セクシュアリティにかかわらず、社会からの孤立感を感じたことがある人には刺さる本だと思う。読んでいて泣きそうになった。 「恋愛や性行為をしないと『子どもっぽい』『精神的に成熟していない』と言われること。他者に恋愛的に惹かれない人が『心が冷たい』『感情がない』と貶められること。他者に性的に惹かれない人が『ほんとうは相手を愛していないのだ』『自分勝手だ』と責められること。(中略)それらが差別でなくて何であろう」 特にここの文章、読んでいて苦しくなった。 「この人好きだなあと思っていても、相手から好かれたいとか、親しくなりたいとかいう気持ちは特にない、ということが多い。嫌われたくはないけど、どこか遠くででも元気でいてくれたらいい」 この、どこか遠くででも元気でいてくれたらいいっていうのがもうほんとそれでしかない。 わたしの“おじさん好き”は、恋愛へ発展しないことへの安心感からくるものなのかもしれなかった。待避所だったのかもしれないなぁ。 ──川野芽生(著)『AはアセクシュアルのA』(講談社、2025年)
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