
らくだ
@camel826
2026年6月21日
森島章子は人を撮らない
秋永真琴
読み終わった
@ 自宅
よかった。人と少しずれている、少し変わった女の子。そんな彼女が彼女の撮る写真を中心に、様々な人々の視点で語られていく連作集。彼女とつき合った先輩、彼女と何だか合わない写真サークル仲間、彼女の才能を見出す書けない小説家志望、彼女の家庭教師先の中学生、そして彼女自身を語る最終章。彼女に対する興味を帯びた視線がこちらに憑依するかのようで、多くの人を描きつつも彼女が世界と繋がろうとする過程がよりくっきりと浮かび上がるかのようだった。最終章は何だか泣けた。
