
euy
@euy
2026年6月21日
読み終わった
最近の差別をめぐる動向を、アイデンティティとシティズンシップという2つのロジックを軸に解説してくれる、初心者にもわかりやすい本。
アイデンティティに基づき反差別運動を行うアイデンティティ・ポリティクスを推し進めると、今度は、マジョリティの人たちが、自分たちが逆差別を受けているという主張を同じアイデンティティ・ポリティクスのロジックですることになる、っていうのはなるほどなと思った。
それとは違う観点で打ち立てられたシティズンシップのロジックが、理想的すぎて空虚で意味がないというのもなんかわかる。
差別は、道徳が欠けているからするのではなく、十分に道徳的だからこそしてしまうというのも納得。
じゃあ結局どうすればいいのかってのはよくわからんかったが。
文章は読みやすいけど論旨がわかりにくかった。「しかし」「だが」がやたら多い。ここで逆説使わなあかん場面なんかなあ?みたいな。

