
talia
@talia0v0
2026年6月21日
ほんのささやかなこと
クレア・キーガン,
鴻巣友季子
読み終わった
借りてきた
映画を見てすごく好きだったので、原作も読みたくなって読みました。良かったです。
映画だと役者の表情や演出からしか読み取れきれなかった主人公の心理描写が小説では独白の形で丁寧に書かれてて、各シーンで何を考えてたのかよくわかる。寒い早朝にベッドが恋しくて「生きてるだけでしんどい」とか思っちゃったり、ドアの閂が霜でかたまってたら芸人ばりの突っ込みを入れてたりするのが“普通の人”という感じで親近感が湧きました。だからこそ終盤の彼の行動や、「たがいに助け合わずに生きてどうする?」という言葉が強く響いてくる。
逆に映画は演出も相まって回想シーンがすごくわかりやすくなってた。あとキリアン・マーフィーのファーロングさんがやっぱり最高に良い。
小説を映像作品にするならこれぐらいのボリュームがちょうど良いんだなとも思いました。小説の良さと、映画の良さがそれぞれ引き立ってどっちもお勧めできる作品だと思います。

