ほんのささやかなこと

ほんのささやかなこと
ほんのささやかなこと
クレア・キーガン
鴻巣友季子
早川書房
2024年10月23日
73件の記録
  • karin
    karin
    @karin_02
    2025年11月9日
    そーいえば、これ読んでた。 この小説ほどの大事でなくて、日常生活や仕事の他愛もない些細な事でも、おや?という違和感を感じ、なんかコレほじくり返したら面倒臭い目に会うなと分かりつつも心中の心地悪さやそれを見過ごす罪悪感が嫌であえてほじくりかえすのが良心なのである。 が、 自身が属する共同体の損失に繋がったり慣習に反したりする場合の良心とのせめぎ合いの試練って娑婆にはゴロゴロ転がってるわけで、世界中の人々が事の大から小まで含め日々戦ってる量とか想像してみるとなんかスゴイな。 で、良心に目をつぶった政治家や役人、企業の偉い人なんかが時々ニュースになったりしてる.... なんかバカっぽい感想でゴメンなさい🙇‍♀️ あと、本の表紙絵も素敵。 自分はアイルランドのトラディショナル音楽が好きで同国🇮🇪に興味を抱いて飲む🥃もアイリッシュになってしまってる。
    ほんのささやかなこと
  • m
    m
    @kyri
    2025年11月6日
    クレア・キーガンもいつか読んでみたい
  • 谷→山
    谷→山
    @reads_mm
    2025年11月1日
  • 朧月
    朧月
    @kinmokusei73
    2025年10月30日
    p122から。今月中に読了したい。
  • ryo
    ryo
    @mybook12222
    2025年10月30日
    さらりと読めてしまうし、まるで子どもたちに読み聞かせているようなクリスマスのお話ではあるのだが、ほんとうにほんとうに大事な、見過ごしてはならない事実が、たしかにそこに刻まれている
  • 朧月
    朧月
    @kinmokusei73
    2025年10月30日
    1985年のアイルランド、クリスマス時季の物語。ビル・ファーロングは敬虔なクリスチャン。母親は若くして未婚で彼を身籠るが、奉公先の資産家の夫人の寛容な計らい(その当時)で、お屋敷で働きながら彼を育てることができた。母の死後も、夫人の好意で、ファーロングは高校まで卒業し、40近くになった今は利発な妻と気立の良い五人の娘に恵まれ、石炭屋を営んでいる。仕事はハードで金銭的にも余裕はないが、慎ましく懸命に暮らしている。実際にアイルランドで起きた「マグダレン洗濯所」事件をベースにしているが、マッチョイズムへの静かな抵抗であることが非常に重要である。物語が終わった後、ファーロングとその家族がどんな道を辿るのか、心配ではある。すでにキリアン・マーフィー主演で映画化が決まってるとか。もっとずんぐりむっくりの男くさい見た目を想像したけど、どうなるか気になるところ。
  • 朧月
    朧月
    @kinmokusei73
    2025年10月29日
    p94から。
  • しま
    しま
    @murmur
    2025年10月29日
  • 朧月
    朧月
    @kinmokusei73
    2025年10月26日
  • マグダレン洗濯所についてインターネットであれこれ記事を読んでから本編を読んだので悲惨な描写などを覚悟していたけれど直接的な描写は少なかった(みすぼらしい身なりで床掃除をさせられている女たち) 妻と5人の女と暮らすビル・ファーロングの視点で語られるあるクリスマスシーズンのこと。 ファーロングが修道院に石炭を配達に行った時に石炭庫に閉じ込められていた少女を見つけたことから彼の逡巡がはじまる。 修道院は洗濯所と学院を経営していてファーロングの上の娘2人が在学していることや娘の1人が聖歌隊にいること、もし修道院で起きていることで騒ぎ立てれば娘たちに害が及ぶことは修道長から暗に示されていた。 それでも善くあろうとするファーロングが悩み続けること、自分の今の幸せを投げ打ってでも助けるべきと思うのは未婚の母の出産を咎めずそのまま雇い続け、ファーロングに教育を施してくれたウィルソン夫人の影響が大きかったんだと思う。 物語は途中で終わり、その後ファーロングや家族がどうなったのかは読者の想像に委ねられている。 実際の出来事から着想を得て書かれた小説ではあるが、その事件そのものよりもその周辺に住む修道院とは全く無関係ではない人を主人公にして語らせていたことで、自分がファーロングならどうするか?などのように考えながら読んだ。 映画化するそうで、ファーロングはキリアン・マーフィーが演じるらしい。観たい。
  • まず訳者あとがきを読んだ。 1985年当時のアイルランドについてとざっくりこの小説について把握したのだけど、マグダレン洗濯所で行われていた恐ろしい人権侵害の実話を元にしていることや、この事件についての告発から国が謝罪したのは2013年とわりと最近のことであることに驚いた。 それから第二章まで読んだ。 そんなに頁数は多くなく字が大きいので読むのに時間はかからないと思うけど、重たいストーリーを読むのは明日にする。 またマグダレン洗濯所でどんなことが起きていたのか気になってWikipediaを読んでしまったので…
  • しまうま
    しまうま
    @shimaumova
    2025年10月4日
    短めの中編で、さくさく読めてしまうが、この先に腸の煮えくり返るような出来事(史実)が待ち受けている事は、既によくよくわかっている。
  • ユスハラ
    @yusuhara
    2025年9月29日
  • ひょんうく
    ひょんうく
    @nestra23
    2025年9月23日
  • nogi
    nogi
    @mitsu_read
    2025年9月17日
    最初から最後までファーロングというひとりの人間が、特別に高潔であるというわけではなく、ものすごく大きな革命を起こして何もかもうまくいった、というわけでもなく、ただ、生活のなかで、自分の人生のなかで、誠実であろうとした、そのための選択をした、そんな物語で、とても良かった
  • 良かった…。映画も早く見たい。
  • いま読み終わった本
  • singer
    singer
    @reads_singer
    2025年8月28日
    世の中には知らないことがまだまだたくさんある、、、 読後にスッキリしないの久々に読んだかも🤣
  • 鳥抹茶
    鳥抹茶
    @mattya_bird
    2025年8月26日
  • 鳥抹茶
    鳥抹茶
    @mattya_bird
    2025年8月22日
  • 木村久佳
    木村久佳
    @kuCCakimura
    2025年8月20日
  • asuka
    asuka
    @ask_510
    2025年8月17日
  • 羽根໒꒱
    羽根໒꒱
    @feather_
    2025年8月15日
    翻訳小説苦手だけど、気になる
  • rina
    rina
    @allspice
    2025年8月15日
  • あざらし
    あざらし
    @neko_3
    2025年8月2日
  • Ayako
    Ayako
    @aya_rb
    2025年8月2日
    さほど長くない素朴な物語の根底に、熱い血が静かに流れている。 ファーロングのほんのささやかな決断に、彼のまわりにいる人、とりわけ家族はどんな反応を示したんだろう。決して温かいものではなかっただろうと思う。 みな、自分の属するコミュニティとうまくやっていくための善良さを備えている人たちだと思うけれど、善良は必ずしもフェアな心やエンパシーとイコールではないし、残酷さとも平然と共存する。 これまでわたしが社会の中で見てきたものだと思うし、属してきてしまっているものでもある。 序盤で心をつかまれたウィルソン夫人、生きている彼女は出てこないのに、ずっと最後まで物語を支えている感じがした。 アイリーンが言うように、彼女も自分より弱い人々を意識せず搾取している側でもある。ただの高潔な人ではない描かれ方をしていて、だからつまり、高潔でなくともフェアであろうと努力し続けることはできるということ。
  • Ayako
    Ayako
    @aya_rb
    2025年7月30日
    まだ序盤も序盤、でもウィルソン夫人の描写に胸が熱くなっている。
  • タレ
    タレ
    @miki_nike
    2025年7月25日
  • 🌾
    🌾
    @kanaho_3
    2025年7月21日
  • monami
    monami
    @kiroku_library
    2025年7月1日
  • クスノキ
    @camphor
    2025年7月1日
  • Nonta
    Nonta
    @nonta
    2025年6月12日
  • 翻訳文学をあまり読んでこず慣れてないからか上手く読めなかった感じあり
  • TOIVE
    TOIVE
    @toivebooks
    2025年5月29日
    ── 最悪の未来はもう後ろに置いてきた。
  • エマ子
    エマ子
    @emma-0508
    2025年5月26日
    小さな傑作、と訳者の方が評しているけどまさに。 1985年のアイルランドを舞台に、クリスマス間近の数日間の出来事を描いた物語。 主人公ビルがささやかなことを愛しく思える人間だからこそ最後こういう決断ができたのだろうし、彼の勇気がどうか報われてほしいと思う。
  • まつし
    まつし
    @matsushi1120
    2025年5月20日
  • らこ
    らこ
    @rakosuki
    2025年5月18日
  • ieica
    ieica
    @ieica
    2025年5月18日
  • なほこ
    なほこ
    @pyon7070c
    2025年5月17日
  • 芳野27
    芳野27
    @yosino27
    2025年4月27日
  • Tefu
    Tefu
    @ryo_0402
    2025年4月27日
  • 本国では映画化されているらしいですが日本ではまだ上映前? 読んでいて素っ気ない位のシンプルな文体ですが、それぞれの場面がくっきりと頭の中にイメージできました。小説の映像化にはあまり興味ありませんが、この作品の舞台を日本に移して日本人監督による映画は観てみたい気がします。
  • 柚子🍋
    柚子🍋
    @jnk_airport
    2025年4月23日
  • まつこ
    まつこ
    @hoshinokirby
    2025年4月23日
  • nogi
    nogi
    @mitsu_read
    2025年4月21日
  • mayu
    mayu
    @yatsu_books
    2025年4月19日
    130ページほどの短い小説。読みはじめるなり惹きこまれ、その短さも、時間も、忘れるぐらい心に沁みる作品。とても良かった。
    ほんのささやかなこと
  • 7na
    @7-na
    2025年4月17日
  • ランタナ
    ランタナ
    @lantana26
    2025年4月15日
    キリアン・マーフィー主演で2025年映画化とあとがきに書いてあった。
  • とんこ
    とんこ
    @ton_ton_beat
    2025年4月7日
  • とんこ
    とんこ
    @ton_ton_beat
    2025年4月7日
    やはり海外文学読むにあたってキリスト教は勉強しておきたいなと常々感じるが、でも結局それで育ってないから実際にはわかったことには当然ないのだろうな。同時に、だからこそ目を凝らし感覚を研ぎ澄まそうとも思える。ミンスパイが気になった。スパイスたっぷりケーキ。寒い時期にまた開きたいな
  • 海
    @okya0000
    2025年4月6日
  • Blue moon
    Blue moon
    @mimosamimi
    2025年4月3日
  • うたたねこ
    うたたねこ
    @ne9o
    2025年4月2日
  • くん
    くん
    @coruno-kun
    2025年3月31日
  • ららら
    @ym71d4031
    2025年3月11日
  • うちゃむ
    @ucham_
    2025年3月9日
  • Anna福
    Anna福
    @reads--250309
    2025年3月9日
  • 心温まるクリスマスのお話🎄語り口が易しく読みやすい
  • 文日和
    文日和
    @fumibiyori
    2025年3月7日
  • comi_inu
    comi_inu
    @pandarabun
    2025年3月7日
  • まるみん
    @marumin
    2025年3月7日
    この物語の続きに思いを巡らせている。保守的で閉鎖的なコミュニティーの中で受け入れられたのか、疎外されたのか。主人公が培ってきたものが彼とその家族を助けてくれるのか。はたまた、そんなものは何の免罪符にもならないのか。
  • りら
    りら
    @lilas_lilacs
    2025年3月6日
    珠玉という言葉がふさわしい小説だった。良心、幸福、犠牲、不正、正義。人として何を選択しどう生きるべきかと静かに問いかけてくる。ぶれない自分を持つほど強くないけれど、せめて真摯に向き合う人間でありたい
  • Rider21
    Rider21
    @pear_313
    2025年3月6日
  • 🍵
    🍵
    @tsuti_haku
    2025年3月6日
    読後感がとても良かった。映画化されるとのこと。クレア•キーガンの翻訳本がもっと増えるといいな。
  • りら
    りら
    @lilas_lilacs
    2025年3月5日
    Xでよく見かけて気になってた本。最近、早川書房の文芸がすごく充実してて注目してる
  • 🍵
    🍵
    @tsuti_haku
    2025年3月5日
  • tarukovsky
    tarukovsky
    @tarukovsky
    2024年12月14日
  • nekomurice
    nekomurice
    @nekomurice123
    2024年11月13日
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