
可燃ゴミ
@htt823
1900年1月1日
肉は美し
アグスティナ・バステリカ,
宮崎真紀
読み終わった
あらすじに惹かれて一気読み。装丁も美しい
著者自身からの現代社会における構造や食肉文化に対する批判と問いであり、対する回答を私は持ち合わせていないな…としみじみ考え込んでしまった。
本作を読んで、常識や倫理も確固たるものではなく、時代の流れに合わせて変容していくものだ、という言葉を思い出した。我々も、それがどんなにとち狂っていたとしても、耳障りよく変容された言葉になれば、社会がそれを許容する姿勢をみせれば、新たに定義された価値を自ずと内包化していくのかもしれないな、と。
物語としては、あらすじを読んだ段階で、映画「カニバル」(捕食者が被捕食者に対して食以上の気持ちを持ってしまう…※拡大解釈)みたいな展開があったり?とか思ってたけど全然違った。主人公、お前……お前……ッ!!!ラスト一文でしてやられた。いや……主人公もまたこの世界の構造に馴染んでいる人間だったんだな…。
ギャルゲー主人公みたいな人間関係布陣でいるのに急にチャンネルを合わすな……
