
つか
@tsuka
2026年6月22日
フーコー入門
中山元
読み終わった
読み途中……わかりづらいが、新書一冊でフーコーの思想を理解しようとするほうが無理なハナシ。フーコーの思想の見取り図を把握できることが、せいぜいこの本のゴールになるだろうか。
↓
読了。フーコーの個々の著作を深掘りするというよりも、フーコーの思想を一貫性のあるストーリーとして描き、そのなかに個々の著作を位置づけていくという本だった。ちゃんと読めば、前後の著作のつながりがわかるようになっている……のだが、ストーリーの全体像を掴むのにずいぶん苦労してしまった。結局、
前半は、近代的な人間科学の批判、
後半は、権力の分析、
で、これらをつなぐテーマが「真理」であると理解した。真理は歴史的な条件によって真理となることを示した『言葉と物』から、真理を真理たらしめる権力というものを分析する『監禁と処罰』につながる。
ある著作と次の著作とのつなぎの説明はなめらかに見えるが、そのなかで、
フーコーの思想
フーコーが参照した思想家の思想
中山元の思想
をごっちゃに受け取ってしまっている可能性あり。