フーコー入門

フーコー入門
フーコー入門
中山元
筑摩書房
1996年6月1日
5件の記録
  • 権力を、ある階級間で働くものや国家によって行使されるものではなく、「社会の内部で普遍的に働くもの」と考えることで、「学校や会社やさまざな制度と組織の内部での権力の装置」が可視化された。 この後に、フーコーの権力理論に一貫する点として「自己の思想を真理として提示するのではなく、読者が生きる上で役立てることのできるツールとして提供するという姿勢」と続く。 うわー、なるほど、私がフーコーを通り過ぎつつもずっと引っかかりを覚えていたのはそういうことだったのか?!
  • これまで断片というかもはや薄皮しか理解していなかったフーコーの思想が少しずつわかってくるような気にはなる。でもそうなのかはまだわからない。 「歴史の目的性の批判」は、今の私には響くテーマかもしれない。改めてこの本を手に取るきっかけになった「ディスクール」の話も出てきて、わからないながらも面白い。
  • ずっと視界に入っていたのに何故か手に取らずに来たのだけど、自分の中の感覚的でぼんやりとした理解を少しくっきりさせたくて、とりあえず入門から。
  • 7th-nights
    @joyful-blue
    2025年3月11日
  • しまお
    しまお
    @2shima9
    2025年3月7日
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