
haku
@itllme
2026年6月22日
いい子のあくび
高瀬隼子
読み終わった
やっと手にできた本だった。
タイトルに惹かれて、というよりタイトルにある"いい子""の"という言葉に惹きつけられていた。
多分、このタイトルが指している"いい子"は"の"という助詞があることでなのかな。
直感的に真っ直ぐな意味ではないだろうと思った。
そしてその"いい子"というのはわたしに思い当たる節があった。
実際に読み進めていくとそれは本当にそうだった。誰かに言うと引かれそうだけれど。わたしの内面にある、私しか知らない内側を綺麗に掬い取られてるような気がした。
そしてこれに共感しているのが私だけではないのだとしたら、気が楽になるどころかもはや苦しいと感じる。
孤立を深めていく"わたし"
と解説で倉本さんは主人公たちを表していた。私は私なのだろうかと思った。
自分だって、前向けよと思ったことがあるなと共感しながらヒヤヒヤしながら読んでしまった。
これにもまた罪悪感を抱くのはどうなんだろう。私の内心はまだ留めておくことにする。








