瑞白青維 "サンショウウオの四十九日" 2026年6月22日

サンショウウオの四十九日
姉妹の意識、記憶、感覚が混ざり合い、境界線なく斑に溶け合ったそれらが現れては消えていく。不思議な心地を”読む”形で体験していく読み手は、まったく同じではないにしろ、2人の体験にほんの少し近くて限りなく遠い経験を仮り体験させてもらっているのだろうと思いました。小説ですが手記やエッセイに近いような印象も受けました。淡々と記されていく日々に現実的な静けさがあるような気がします。読む回数を重ねると姉妹の思考についてまた違った捉え方ができるのかもしれない…。
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