
瑞白青維
@suityu_sora_aogu
なるべくネタバレのないように感想を書き残していきたいと思います。
- 2026年10月8日
白魔の檻山口未桜買った読んでる - 2026年10月3日
まず牛を球とします。柞刈湯葉読んでる - 2026年9月28日
コンビニ人間村田沙耶香読み終わった買った「ここまでにしよう」と読書の手を止めても続きが気になって結局読んでしまった。 キャラクターに対して「なんだこいつ…!」と思った時に、この人物はキャラクターなのに、現実にはいないのにこんなに心を掻き乱されるなんて…!キャラクターが生きてるんだ…!と驚きと同時に感動してしまった。 嫌な奴はただの嫌な奴では終わらない。矛盾するようなことを言いはするが、意見のすべてが何もかも間違っているとは思わなかった。正しくもないけれど。 - 2026年9月24日
モノガタリは終わらないモノガタリプロジェクトどの話も面白く、短編なのでちょっとした時間にも読むことができた。 長編と違って、短編の中で知ることができる人物の表情は限られているはずなのに、1つの話の中でなんとなく人物の感じ方・表情を知った気になれてしまうのが、作家さんの技術なのかなと思う。ただの短い話ではなく、人物の情報が行動や仕草にぎゅっと凝縮されているように感じた。 - 2026年9月13日
モノガタリは終わらないモノガタリプロジェクト読み終わった買った - 2026年9月7日
- 2026年9月5日
老人と海アーネスト・ヘミングウェイ,高見浩買った - 2026年8月24日
グラスホッパー伊坂幸太郎読み終わった買った以前映画を観たことがあったので今度は原作をと思い購入。大まかな内容は分かっていたけれど細部までは覚えていない状態で読み始めた。 視点が三者で回っていくのが面白く、後半はいつ三者が出会うのか、きっかけになりそうな描写を見つけるとワクワクした。私はグロテスクな映像や文章への耐性が強く、普段はそういったものを見聞きしても他のことの方が気になってそれ自体には何も思わない(傷が深い・浅い・生存できる傷なのかなどは考える)が、本作はストーリーだけでなく傷や致命傷に関する文章も繰り返し追いかけてしまった。残酷さの中に、それぞれが得意とする手段へのこだわりや思考が書かれており、日常としての殺人が見えたことが関係しているのかもしれない。うまく言葉にできない。 登場人物らに絡みつく過去や因縁、奇妙な形の確かな絆にも面白さと切なさがあった。三者の、誰かに言葉を囁かれ強くなったり弱くなったり、揺れたり安定したりする様は、立場や生き方が違っても同じ人間、同じバッタであることを考えさせられた。 ※映画について触れています。 後日、映画をもう一度観た。原作とは大分違っていたことに驚いた。迫力があり映像作品単体として楽しむことはできたけれど、個人的には原作の方がワクワクした。田中さんが出てこなかったのが残念だった…。 鯨の原点と現在をより強く結びつけたいという演出の意図が感じられた。蝉と岩西は、原作では言葉で表現できない微妙な関係性だったのが映像では明確に「相棒」と互いに伝え合っていて、原作を知らない人が観た時のことを考慮されているように感じた。等と、違和感はあったけれど、鈴木の人生を深掘りすることで被害にあった彼女の人間性についても深掘りしたかったのかもしれない。 - 2026年8月23日
プレゼント伊坂幸太郎,宮部みゆき,恩田陸,梨木香歩,江國香織,町田そのこ,米澤穂信読み終わった買った「心に染み入る物語、贅沢セット」といった1冊。現実的な物語から近未来的物語、SF、日常にふと現れる不思議に関する物語などなど、作者様によっていろいろな要素が詰め込まれていて、どこから読んでもたくさん楽しめる1冊でした。私は一番最初に伊坂さんの物語から読み始めたので、それもあって、また、こういった話がかなり好きなのもあって最も印象に残りました。短い文章に長い時間をぎゅっと閉じ込めることも、読者にそれを感じさせることも、すごすぎて、感動してしまってうまく言い表せません。文章って本当に素晴らしいと思いました。 - 2026年8月11日
GOATチョン・セラン,小川哲,尾崎世界観,市川沙央,西加奈子買った読んでる・『ディヴァイン』 「やってやれやってやれ!」と私の心は大いに盛り上がった。尽くしたり包んだり受け止めたりだけが愛じゃない。愛って本当に難しい。でも強くなるのも毒を吐くのも愛だと思う。愛って本当に難しい。 ・『音の心中』 自分の音を聴きたくなった。いつも一緒にいるのに、私の意識は私の物理的な情報をあまり知らないなと改めて思った。見えないものはないことになってしまっているのかもしれない。 ・『嘔吐』 気持ち悪いという思いと、心理的ダメージによる身体的な反応を一言で表しているのだろうか。推測と憶測が入り交じると大事な人の気持ちが置き去りにされていることに気づきにくくなるのだと思う。最後の言葉にふっと笑ってしまった。面白かった。 ・『【ア】【イ】』 二人の話であり集団の話。分からないことも多いけれど、SF映画の一場面を見たようなワクワク感と満足感がある。何かを積み重ねた記憶が大してないのに特定の人物への気持ちが高まるのは何故なんだろうと考えさせられる。紐解くことで何かを得られるのか、失うのか、失うのだとしたらその気持ちって何者だったのか。 ・『念の為』 ひとつの行為に対する見方は立場によって全く異なる。偏見もあるかもしれない。思い込みがそのような形で表れるのかもしれない。でも思いやりがあればこうはならなかったように思う。ラストによっしゃと思った。 - 2026年8月11日
灯台守の話ジャネット・ウィンターソン,岸本佐知子読み終わった買った私自身が海外文学に触れること自体あまりなかったため、一度で全てを理解することは難しいと感じた。また別の機会に向き合えば違う感想を抱けそうな気がする。海外文学を読むことにまずは慣れたい。 なかなか難しいとは感じつつ、ピューとシルバーのやりとりに滲む愛情には温かい気持ちになった。この日常を手放したくないとシルバーが思うように、読みながら私も手放してほしくないと思った。シルバーはピューと出会い、人を信じることを体験を通して学んだのだと思う。物語を得て、自分をもその一部とすることで心細くとも世界を生き抜くことができたのかもしれない。ダークの話には憤りも感じたが、誰か、彼が子供の頃に語りかけてくれるような誰かはいなかったのかと切なくもなった。また読みたい。理解したい。 - 2026年8月1日
けんぐゎい朝倉かすみ読み終わった買った表紙を見て「妖怪の話かな…?」と勝手に想像を膨らませていたが「怪物達」の話だった(と個人的には思っている)。生々しい描写に痛ましさや怒り、それと同等かそれ以上の背筋がぞわぞわする感覚を覚えた。これは小説、この話は物語、と頭の半分で考える一方、もう半分では人間があまりにリアルで人物と現実とを重ねて見ることが度々あった。人生、生き方、生かされ方…様々な角度から生きることについての問を投げかけられているように感じられた。 読後じわじわと思い出されたのは救いの場面だった。役割としての価値ではなく、「ただそこに在るだけで善い」と認めてもらえることがどれほど心を救ってくれることか。認めてほしいという気持ちは時代問わずに在ると想像するものの、現代よりも「生きる」ことそのものが難しかった時代にそれを表明したり、認める言葉をかけること受け取ることは共に難しく、だからこそ人生そのものを変えてしまうほどに心に深く響いたのでは…と考えてしまう。重い話だけれど、描写や本当に愉快そうに話す人物達のおかげで軽やかに読めた。 - 2026年7月31日
ゾンビ回収婦小砂川チト読み終わった買った私の仕事を認めてほしい。感謝してほしい。ありがとうと言ってほしい。建前を捨て去った剥き出しの本心の描写は恐ろしくもあり、でもその孤独には少なからず共感もできる。虚構世界のお仕事だろうと、仕事を奪われた失意の中で役割を得た彼女の安心感は計り知れない。その先に愛を知れば、虚構こそが現実を超える価値を持つことになるのだろう。私は1度ではまだ理解が追いつかない部分があるけれど、分からなくても読み進めたい気持ちが読めば読むほど膨らんでいった。近いうちにまた読みたい。 - 2026年7月18日
ほんとうのことを書く練習土門蘭読み終わった買ったお手紙を読んでいるような気持ちで読めるあたたかな1冊でした。ずっと読者に語りかけてくれるような文章が印象的です。文章の書き方についての勉強の気持ちで読み始めましたが、文章というひとつの表現方法と向き合うにあたって大事なことについて丁寧に書かれていました。文章に起こすとは思考や感情に形を与えること。心を書き記していくことだからこそ、自分と深く向き合うことでもあるのだなと、本書を読んで改めて考えました。 - 2026年7月18日
やりたいことが見つかる 世界の果てのカフェジョン・ストレルキー,鹿田昌美読み終わった買った大事な気づきを与えてくれる1冊だと思いました。きっとこの先も何度も読み返すと思います。自分が持つ時間は永遠のものではなく、いつまで続くかも分からない不確かなもの。だからこそ、もしやりたいことがあるのなら今日から取り組めばいい。自分の存在理由を問えば、時間の使い方も変わる。そういったメッセージから勇気をもらえて、ちゃんと立ち止まって問の答えを探したくなりました。生きることに必死だからこそ見えなくなってしまうこともたくさんあることを改めて意識しました。 - 2026年7月13日
月の立つ林で (ポプラ文庫 日本文学)青山美智子読み終わった買った人と人とは思いもよらない形で出会い、関わり、時に傷つけることもあるけれど、時に助け合うこともある。それを月の物語を通して知っていく物語。大事件ではなく、誰もが日常の中で胸に持ち歩く寂しさややるせなさにやさしく光が降り注ぐような物語から目が離せませんでした。誰かの努力が知らずのうちに誰かを救っている。読者だからこそ分かってしまう場面だけれど、「この人のこの時にあなたがいてくれてよかった」「あなたの努力が誰かに届いているのは私がちゃんと知っている」と、読者さえも支え合う物語の枠組みの中に入っていってしまうくらい登場人物が魅力的でした(言いたいことがうまく言えているか少々心配)。 - 2026年6月27日
転職ばっかりうまくなるひらいめぐみ読み終わった買った帯に「明るいドタバタ転職のすすめ」と書かれていたけれど、私には痛みを感じる場面の方が多かったです。描き方のおかげで重さを軽減されているようには感じるものの、起こる出来事に対しては「ひどい!」とか「許せない!」といった感想を抱くこともありました。でも作者様が1つ職場を経験される度に多くのことを考え、自分と対話しながら次を目指される姿は痛みを抱えながらも勇敢で、とても輝いて見えました。 不満はありつつも、転職ではなく1つの職場に居続けることを選ぶ方も多いと思います。今の職場か、転職か。その選択肢が目の前にある時、結局どちらを選んでも自分で選んだ正解にしていくしかないとは思います。けれど転職をすれば新しい世界が見える可能性があり、先行きの不安はあれど世界は広がる。世界が広がると思いがけない可能性と出会うこともできる。そういった希望と、「怖いかもしれないけどなんとかなるかもよ?」といった、肩にぽんと手を置かれるようなメッセージをもらったような気がします。 - 2026年6月22日
- 2026年6月22日
サンショウウオの四十九日朝比奈秋読み終わった買った姉妹の意識、記憶、感覚が混ざり合い、境界線なく斑に溶け合ったそれらが現れては消えていく。不思議な心地を”読む”形で体験していく読み手は、まったく同じではないにしろ、2人の体験にほんの少し近くて限りなく遠い経験を仮り体験させてもらっているのだろうと思いました。小説ですが手記やエッセイに近いような印象も受けました。淡々と記されていく日々に現実的な静けさがあるような気がします。読む回数を重ねると姉妹の思考についてまた違った捉え方ができるのかもしれない…。 - 2026年6月17日
777 トリプルセブン伊坂幸太郎買った読みたい
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