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瑞白青維
瑞白青維
@suityu_sora_aogu
なるべくネタバレのないように感想を書き残していきたいと思います。
  • 2026年6月27日
    転職ばっかりうまくなる
    帯に「明るいドタバタ転職のすすめ」と書かれていたけれど、私には痛みを感じる場面の方が多かったです。描き方のおかげで重さを軽減されているようには感じるものの、起こる出来事に対しては「ひどい!」とか「許せない!」といった感想を抱くこともありました。でも作者様が1つ職場を経験される度に多くのことを考え、自分と対話しながら次を目指される姿は痛みを抱えながらも勇敢で、とても輝いて見えました。 不満はありつつも、転職ではなく1つの職場に居続けることを選ぶ方も多いと思います。今の職場か、転職か。その選択肢が目の前にある時、結局どちらを選んでも自分で選んだ正解にしていくしかないとは思います。けれど転職をすれば新しい世界が見える可能性があり、先行きの不安はあれど世界は広がる。世界が広がると思いがけない可能性と出会うこともできる。そういった希望と、「怖いかもしれないけどなんとかなるかもよ?」といった、肩にぽんと手を置かれるようなメッセージをもらったような気がします。
  • 2026年6月22日
  • 2026年6月22日
    サンショウウオの四十九日
    姉妹の意識、記憶、感覚が混ざり合い、境界線なく斑に溶け合ったそれらが現れては消えていく。不思議な心地を”読む”形で体験していく読み手は、まったく同じではないにしろ、2人の体験にほんの少し近くて限りなく遠い経験を仮り体験させてもらっているのだろうと思いました。小説ですが手記やエッセイに近いような印象も受けました。淡々と記されていく日々に現実的な静けさがあるような気がします。読む回数を重ねると姉妹の思考についてまた違った捉え方ができるのかもしれない…。
  • 2026年6月17日
    777 トリプルセブン
  • 2026年6月15日
    文豪ストレイドッグス(探偵社設立秘話)
    1話読み、少し期間を開けてもう1話読みました。漫画・アニメを先に見ていたため、絵や動画として見ていたあの世界が文章ではこのようになるのか!と、物語の内容と媒体の違いを同時に楽しめてしまう贅沢な時間を過ごしました。福沢さんの心情が忙しなく動いている様子が印象的で面白かったです。「凛とした佇まいで決して揺らがず…」といった、漫画での物語開始時点の彼も本作の延長線上にいるのだから、内心では細々としたことを考えているのでは…?と想像しました。他媒体で見る時とは違った形でキャラクターの魅力を知ることができ、それによって彼らをほんの少し身近な存在に感じることができたように思います。
  • 2026年6月8日
    さよならジャバウォック
    主人公と共に現実を疑いながら突き進む物語。これは混乱故そのように描写されているのか、それとも現実だと思っているこの世界そのものが何かおかしいのか。読みながら違和感を覚え、解決できないまま次の違和感と出会う。その連続でした。でも物語は面白いし、残りの頁数はどんどん少なくなっていくし、どんな結末になるの?とラストが本当に予測不能でした。物語の中で一貫して存在感を放つのが主人公の家族への思いで、現実が揺らいでもしきりに息子の名を呼ぶ姿に、もうそこにしか縋るものがないという藁にも縋る思いと、親としての主人公の愛情深さを感じました。きっとその思いに救われている人がたくさんいる。主人公は知らぬ間に世界を救っていると温かい気持ちになりました。
  • 2026年6月7日
    天使の囀り
    天使の囀り
  • 2026年6月7日
    ヨモツイクサ
    ヨモツイクサ
  • 2026年6月4日
    イン・ザ・メガチャーチ
  • 2026年6月4日
    ムゲンのi(上)
    ムゲンのi(上)
  • 2026年6月4日
    盾と矛
    盾と矛
    タイトルの「盾と矛」を様々な場面で思い出しました。立場、人間関係、役割分担、精神性、身体能力…それらの要素が絡まり合って生まれる物語のなんと痛快なことか。「なんだこいつら、おもしれー!」と文章を追いかけながら何度言ったことか。「この人たちはこういう特徴を持っているんだけど、それよりこっちよ!」と言われているようで、本当に楽しみながら読み終わってしまいました。物語の真ん中に住む友情の重さは計りしれず、確かに友情なのだけれどもっと名付け難い何かのような気がしています。続編はいつか出るのでしょうか。読後も「こんな時、彼らはこう動いたりしないかな?」とつい想像してしまいます。
  • 2026年5月28日
    栞をはさむように休めばいい
    電車の中で読みながらうるっと来てしまいました。自分を探し、知っていき、許していく、受け入れていくことについて、作者様ご自身の経験とともに丁寧に書かれていました。大切なことがたくさん書かれているのに、1冊を読み終えるまでにあまり時間がかからなかったと思います。読みやすく、読者にやさしく寄り添ってくれる1冊だと思います。
  • 2026年5月27日
    珍獣に合鍵
    珍獣に合鍵
  • 2026年5月25日
    灯台守の話
    灯台守の話
  • 2026年5月25日
    カフネ
    カフネ
    1行目を目にした瞬間から惹き込まれてしまっていました。最初からしばし涙が止まりませんでした。読んでいるこちらが「誰か!気づいて!」と叫びたくなるほどに、主人公が追い込まれていく様子を想像することがつらかったです。同時に、深く傷ついても生きようと藻掻いている姿、姉であろうとしている姿が愛しかったです。 人にはそれぞれに自分しか知らない傷があり、大人になっても過去を思って傷の深さを確かめることがたくさんある。家族だろうと恋人だろうと分かり合えないことがたくさんある。それでも今を戦うように生きている。そこに一時でも、少しでも救いあれ。といった祈りを勝手に受け取ったような気持ちになりました。 「食事」も作品の要ですが、出てくる料理がとても美味しそうで、読みながら「作ってみたい」と何度も思いました。きっと1つ1つの料理にやさしさが詰まっているからこそ、よりそう思いました。硬く絡まった心の糸をふっとほどいてくれるような食事シーンの描写が強く印象に残っています。 気付きにくい愛情も、痛いくらいに纏わりつく愛情の顔をした束縛もこの世にはたくさんあるけれど、「これはなんだろう?愛なのかな?」と確かめながら、確かめ合いながら生きていくのだろうかと考えさせられました。 大好きな作品がまた1つ増えました。
  • 2026年5月23日
    ゆびさきに魔法
    ゆびさきに魔法
    ネイリストというお仕事についての話であり、人間関係の話であり、芸術・センス・技術の話でもありました。最初から最後まで穏やかな気持ちで読めたけれど、揺れ動く主人公の気持ちには思わず「そうだよね」と言いたくなりました。場面が変わり様々な出来事が起こっていく中でも、主人公のネイルに対する愛情がいつでも感じられる物語でした。
  • 2026年5月21日
    速く、ぐりこ!もっと速く!
    誰かと出会うことを諦めない。出会い続け、葛藤する姿が眩しく、切なく、痛みを伴いながら進み続ける文章に、読み進めながら様々な感情が胸に飛び込んでくるようでした。自分を書くことに恐れはないのですか…?と気になるくらい丁寧に感情に触れられていて、でもどこまでを読者に見せるかの線引きもされていらっしゃって、だからこそ「本」として楽しむことができたのかなと思いました。惹かれる文章がたくさんありました。
  • 2026年5月21日
    せいいっぱいの悪口
    終始、静かに日常が綴られていました。けれど静かな中で日常と死が隣り合っていたり、出会いと別れへの思いがあったり、素直な思考があったり、自然に輝きを感じたり、考え方が少し変わって日常に今までとは違う光を感じたり。そういった、感情・捉え方の変化を、文章を通してじっくり眺めていました。作者様が何を大事にされているのかが、「これが大事」と言われなくとも表現されているように思います。
  • 2026年5月21日
    暁星
    暁星
    何度でも味わえる物語だと思います。でも1周目の感動は二度と味わうことができないことを思うと頭を抱えたくもなります。 社会問題と物語とが絡む中に傷ついた心がぎゅっと詰め込まれていて、どうしたら救われるのか、そもそも救いとは何なのか、読後もぐるぐると考え続けています。
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