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@cocoa007
2026年6月22日
この世界からは出ていくけれど
ユン・ジヨン,
カン・バンファ,
キム・チョヨプ
読み終わった
デビュー作「わたしたちが光の速さで進めないなら」を面白く読みつつも、なにか物足りなさを感じて二作目以降は読まないかな…と思っていたのだけれど、だいぶ時間が経ってから、この方の書く文章、世界観にまた浸りたくなって戻ってきた。
短編それぞれの世界設定が魅力的で、もっと詳しく書いて欲しいのに、と毎話思った。
登場人物たちの関係性も然り。手を取り合えそうな一瞬があるのに、必ず遠くへすれ違っていく。もう少し書いて欲しいのに!と毎回思う。
この寸止め感が歯痒い。けれどだからこそ、他者との関わりの〝真実〟を書いているのだとも思える。
身体的弱者や生来のマイノリティを主要人物に置いている話が多い。その視点の優しさと哀しさに満ち満ちていて、だから疲れたときにこの世界に戻りたくなるのかもしれない。
