Reads
Reads - 読書のSNS&記録アプリ
詳しく見る
07
07
@cocoa007
朝活で読書したい どこかに報告したら続くんじゃないかという実験
  • 2026年9月25日
    赦しへの四つの道
    赦しへの四つの道
    短編集という触れ込みだが、ハイニッシュ・ユニバースシリーズの中の一冊なので、その背景に膨大な宇宙史が存在する。 時代や場所を変えて、前の話に出てきた人物が再登場したりする。 そしてすべて読み終わったあとに世界観の大きさに気づき、驚くことになる。 途中ゴイサギという単語が出てきて、異星の話なのになぜ地球の鳥がここに?と疑問に思ったが、ル・グウィンが基本的な世界設定を怠るわけがない。 巻末に舞台となった星系の成り立ち、気候、植生、動物相、宗教、歴史概略などの資料が付いていた。物語に出てくる聖歌の楽譜まで! 同作者著の「オールウェイズ・カミング・ホーム」にも同じような資料がたくさん付いていたなあ。 この綿密な世界設定が大好物なのである。 読み応えあった。異世界を旅する満足感をこれほど与えてくれるSF作家は、やっぱりル・グウィン以外にいないのだ。
  • 2026年9月23日
    中世ヨーロッパの都市の生活
    中世ヨーロッパの都市の生活
  • 2026年9月22日
    幽冥の岸 十二国記
    ページを捲れば現実を離れて、あっという間に十二国記の世界に没頭できた。さすが。 相変わらずシビアな世界だ。どんなに理不尽に思えても天の摂理が絶対。 それでもこの世界に浸っている時間が幸せなのは、なぜだろう。
  • 2026年9月9日
    プラハの古本屋
    すごく私好みの本だった。こういうアカデミックな世界で生きてみたかったなあ。 一時代前の東欧の雰囲気、人々の生活、遥か昔から連綿と続く文化に一度に触れることができる良質なエッセイ集。 派手さはどこにもない、けれどさりげなく滋味深い、こんな本が人気を博したことが嬉しい。
  • 2026年8月15日
    悲しみよ こんにちは
    悲しみよ こんにちは
    新潮文庫の特装版の色が美しくてつい購入。 あまりにも利己的で刹那的で、身近な人の死さえも自己憐憫の種にしかならない、そんな似た者同士の父と娘。 でも人間ってそういうものかもな。自分の醜い部分から目を逸らし続けられるこの親子は、生きるのが上手いのかもしれない。 セシルが「自分たち親子は本当には誰のことも必要としていない」って自覚しているのがよかった。 しかしそんな洞察も、すぐに享楽的な日常に埋没していくのである。 セシルにとって、アンヌのことを思い出すときだけが真正面から自己と向き合える時間なのかもしれない。 いや、やっぱりこの時間も、ただの自己憐憫なのかも。
  • 2026年8月6日
    最後の王妃
    最後の王妃
  • 2026年8月6日
    遠い太鼓
    遠い太鼓
  • 2026年7月21日
    やがて哀しき外国語
    当時のアメリカの空気感や生活が垣間見れて楽しかった。 もう30年以上前の話なんだなあ。ここから日本もアメリカもだいぶ変わってしまった。が、なんとなく変化の萌芽が見え隠れする部分もあり…。なかなかに興味深い。 それから、この方はやたらと褒めちぎられたり嫌われたり、その時々で色々な評価を受けてきたが、ご本人はなにも変わらず、自分でこれと決めたことを自分で決めた方法で、淡々とやり続けているだけなんだなあと、そんなことを思った。 「遠い太鼓」がヨーロッパ滞在編らしいので、続けて読みたい。
  • 2026年7月19日
    ガラスの街
    ガラスの街
  • 2026年7月16日
    レモンケーキの独特なさびしさ
    レモンケーキの独特なさびしさ
    久々に読み返したが、初読のときと同じように傷を負った。 現実ではありえないことが起こり、ファンタジーのようにも思える。 だが、一見仲良しに見えても実は機能不全家族…というのはよくあることだし、お互いを愛していること、無関心なこと、傷つけ合うことは同時に起こり得る。この塩梅がなんともリアルだ。 読み進めていくうちに主人公の感受性の鋭さがこちらにも感染し、子どもの頃の心細かった思い出が今まさに起こっていることのように、ひりひりと蘇ってくる。 優れた小説はタイムマシンだ。普段は気づかないだけで精神の中には時が止まっている部分があり、傷はいつでも健在なのだと実感させられる。
  • 2026年7月12日
    ナイン・ストーリーズ
    ナイン・ストーリーズ
    プレミアムカバーが出たので再度購入。 初読のときは「なんだったんだこの話??」という感想。とにかくわけがわからない。 けれど、表題作の最後の衝撃だけがずっと記憶に残っていて、結局こうして数十年ぶりに買い直しているんだから、やはりものすごい力のある小説なのだなあと思った。 「バナナフィッシュにうってつけの日」みたいに最後の数行のところまでよくわからない雑談が続き、いきなりすぱっと衝撃のラスト。そして読者は放り出される…みたいな話が多かった。 物悲しい余韻だけがあとに残る。 好きか嫌いかで言えば、とても好き。
  • 2026年7月11日
    ツバキ文具店
    ツバキ文具店
    NHKでドラマ化されていて、そちらを先に観ていた。多部未華子さんが可愛くて毎回の衣装も素敵で、癒されたいときに繰り返し観ている。 原作はドラマに比べてさらっとしているな、と思った。本当に、鳩子の日常を淡々と描いている感じ。 でも、最後の鳩子が先代の死を受け止めてやっと泣けるくだりがとても良い。 この方の本は「食堂かたつむり」しか読んだことなかったけど、「家族との死別をどうやって受け入れ、乗り越えるか」というテーマが常に根底に流れているのだろうか。 続編も聴きたい。多部未華子さんの朗読もちょうど良く、睡眠導入用にぴったりだった。
  • 2026年7月9日
    夏帆
    夏帆
    偶然なんだけど「猫を棄てる 父親について語るとき」と並行して読んでいた。この小説とエッセイは鏡映しみたいな関係なのかな。村上春樹氏の一貫するテーマなのかも。 文体が若い頃の作品よりさらに読み易くなっている。ほぼ水。 内容よりなにより、とにかくこの口当たりの良い水をごくごく飲み続けたい!って感じなんだよな。 良い時間でした。幸せだった。
  • 2026年7月9日
    猫を棄てる 父親について語るとき
  • 2026年7月8日
    アンドロイドは電気羊の夢を見るか?
    アンドロイドは電気羊の夢を見るか?
  • 2026年7月6日
    魔術の歴史
    魔術の歴史
    半年かけて少しずつ読んだ。分厚かった! この手の本にありがちなのだが、翻訳の意味が上手く汲み取れない部分があり、完全に理解できたかというと…心許ない。 私の勘違いじゃなければ、本書で「デカルトからベイトソンへ」の一文に言及があったと思う。 あちらも魔術の話なのだから、当然といえば当然なのか。再読してみよう。
  • 2026年7月3日
    猫を抱いて象と泳ぐ (文春文庫)
    読んでいる間、ずっと心がしんと静かで穏やかだった。 狭い箱世界に、小さなもの、忘れられたもの、慎ましくてなんでもないがらくた、でも誰かにとってはかけがえのない宝物…そんなものがぎゅっと詰まっている。そういう小説。 「この小説を読んでいるときにしか流れない時間」がある小説に弱い。 今後の人生の中で、何度も読み返すだろうなと思う。
  • 2026年7月3日
    BUTTER
    BUTTER
    渾身の一作ってこういう小説のことを言うのかな。読み応えがあった。面白かったー! なかなかエグいテーマを深掘りしているし、梶井の実家や横田宅の掃除されてない荒んだ家の描写が生々しくもあり、途中でかなり気分が悪くなった。 にも関わらず、最後は穏やかな気持ちで着地できているのがすごい。 途中里佳は周囲の人物との関わりの中で、これは修復不可能だろ?というようなことをするし、されもするのだが、それでも関わりを持つことをやめず食い下がり、最終的には良い関係性に収まってしまう。 これは、男性でできる人は少ないんじゃないかなと思った。 この特性のおかげで里佳は立ち直れたし、魂までは破壊されなかった。逞しい。 「これが女性の持つ強さなのだ」と、作者は言いたかったんじゃないかなあと思った。
  • 2026年6月27日
    炉辺の風おと
    炉辺の風おと
    梨木さんはナウシカみたいな方だなあと思う。 「水辺にて」はカヤックを漕ぎに日本中の湖を巡るエッセイだったが、今回は八ヶ岳の山小屋での生活の話。常に半身、自然界に身を浸している方なのだな、と。 連載中に実父の死やコロナがあり、人間界のシビアな話もかなり盛り込まれていた。 野生の動植物の命のサイクル。人間の死と尊厳。色々と考えさせられた。 人間は、自然に死ぬということがもはやできなくなっている。全てをシステマチックにすることで、個人の尊厳は踏み潰されていく。
  • 2026年6月25日
    走ることについて語るときに僕の語ること
    睡眠導入としてオーディブルで。 村上春樹のエッセイと短編は睡眠導入向きだと気づいた。特に本書の朗読をされている大沢たかおさんと「蛍・納屋を焼く・その他の短編」の松山ケンイチさんは、暗過ぎずうるさ過ぎず変な癖もない。非常に聴きやすい。 村上春樹の生活スタイルは憧れのひとつだよなあと思う。毎朝走って、その後決まった時間だけ小説を書き、午後はゆっくり本を読んだり音楽を聴いたりする。 脳と体を等分に酷使することが、作家として長続きする秘訣なのかもしれない。
読み込み中...