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@yuyurara
2026年6月22日
天使は見えないから、描かない
島本理生
読み終わった
祝福されなくても。後ろ指さされても。気持ち悪いと理解されなくても。歪な形に見えようとも自分たちの気持ちをなかったことにしない。その強さと、だれかを想うきもちの尊さと清らかさに心打たれ、永遠子と遼一さんの寄り添う姿が涙がでるほど美しく、こんな風に思い合える人と出会えたこと、手を取り合えたことが、とてもまぶしいものに感じられた。
永遠子が届かないことが救いだと言ったあの時絞り出された声は胸が苦しくなった。救いは、永遠子が " たしなみ " なんかではない素直な心の声で、大切な人に、理解されたい人に向けて、まっすぐ言葉を伝えられたこと。
ひとりの人間として敬意を持って接してもらえた経験がどれほど永遠子にとって救いになっていただろう。その時の感情は永遠子だけが手にした大切な感情で、拠り所にしてよい感覚なので、否定などしてはいけないとおもった。
「ナラタージュ」以来の島本理生さんでした。
すばらしすぎて読み漁っていこうとおもった。


