みやかわ
@miya_kawa
2026年6月22日
白銀の墟 玄の月 第三巻 十二国記
小野不由美
読み終わった
6/21-6/22読了(二度目)
再読三巻目。
前回読んだ時は結末が気になりすぎて、はやる気持ちのまま必死に先を急いでいた。今回は、地名や役職などが出るたびに付属の地図と照らし合わせたり簡単な相関図を作成しつつ登場人物たちの足跡を辿るように読んだので、極寒の戴にいるかのような心地がする。
ようやく李斎サイドに少しずつ光が射してきた分、阿選の闇がいっそう濃さを増してくるように感じられた。
正反対であったならいっそ諦めもついたのかも知れないのに、自分自身の上位互換のような存在だからこそ打ちのめされる。その感覚は少しわかる気がした。
ひとつひとつはあまりに無力な小さな祈りが、無数に重なることで奇跡を起こそうとしている。決戦前の束の間の高揚と静謐が苦しい。
