
euy
@euy
2026年6月22日
北條民雄集
田中裕
読んでる
未読の随筆、「書けない原稿」「独語」「井の中の正月の感想」「断想」を読んだ。
苦痛にまじで正面から向き合ってるなあって思う。まあ向き合わざるを得ない状況なんだと思うけど。
「苦痛は私に夢を与えた。苦痛によって私はただひとつの夢を得た。
一九三六年は私にとって生涯記念すべき年であった。ある意味においては、この年は私の持っていたもののすべてを失うためにのみ費やされたといえる。実際私は、私の持っていたものをみな失ったのだ。それはみな、この新しい夢を得るための代償であった。ああしかし、その夢が悪夢でないと誰がいおう。一九三七年の私の苦痛はここから始まるのだ。」


