はな "月とコーヒー デミタス" 2026年6月22日

はな
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@hana-hitsuji05
2026年6月22日
月とコーヒー デミタス
もううろ覚えだけど、色んな書き手がいるから色んな人が救われる、私が書かないことを他の作家が書いてくれるだろうという謎の信頼、だから文学こそ多様性が必要みたいなことを西加奈子が言ってて、YABUNONAKAを読んだ後に、月とコーヒー読むとまさにそう思う。 自分の見えていなかった人や物語の側面をルドヴィコ療法ばりに直面させられる本もあれば、何が始まったのか、終わったのかさえわからない本もあって本当に面白い。物語が始まる時に何の説明もないところが本当に好き。 ホラー映画を観れない理由は、端的に映像を見ただけで恐ろしいストーリーの続きが勝手に頭の中に浮かんでくるからなんだけど、月とコーヒーに限っては、こんなに置いてけぼりにされるというのに、頭がその続きを全く考えようとしてないのが読んでいてすごく面白い。 箱の中の月 「確認なんて必要ない」の言葉が象徴的に感じる。ちょっとした口承みたいに曖昧で次に同じ話を聞く時は少しだけ違う表現とか入ってきそう。 疑問に思っても「いや、分からない方がいい」と思い直してそのまま受け入れてるところが本当に良い。 この星のささやかなざわめき これ梅雨のお話みたい。 多分同じ星のどこかで生きている生き物たちの設定ではなくて、飛んで行ったものが別の文明に紛れ込んだような。この物語で短歌作れそう。 空から降りてきた神様は、買えるのか? 地球儀の回る夜 自分の生きる世界で最も優れているものは、こういうものであってほしい。 パラダイスの二人 法が改正されたことを知らなければ、言ったり書いたりしてはならないことを、言ったり書いたりして罪に問われる。 「この島では檻の中も外も同じなのだから」 「僕は今でも良いことだと思ってる」 小さな島で本ばっかり読んで暮らしてみたい。 本日のスープ 私もぐっすりと深い眠りに落ちていきたい。 ごく普通の。
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