月とコーヒー デミタス

130件の記録
- Pさん@ahaha___8882025年8月12日読み終わった読み終えたくないくらい、素敵な世界でした。特に「ひとつの椅子」という作品が心に響いた。人生について考えるという、私にとってタイムリーな内容で、周りの人に支えられて生きて来たけど結局は自分で決断しなきゃいけないこともある。(もちろん周りの人に感謝の気持ちは忘れない)また30代になってから読むと違った解釈ができるかもしれない。この本は手放さず持っておこう!
- reina@dawn_392025年7月13日読み終わった私の人生の中で、この人の本に出会えて本当によかった...!そのくらい吉田篤弘さんの本が好き🕊️ ほんとうに、なんて優しい物語を描く人なのだろう。 ・大人たちの意見はさまざまで、そう簡単にあきらめるなと言う人と、引きぎわが肝心なんだと言う人がいました。 でも、彼は最初から分かっていたのです。自分は空を飛ぶのにふさわしい者ではない、と ・もし、うまくいかなくても泣くことはない。お前はすぐに泣くからな。挫折はいいものだ。 葛藤や迷いが人を成長させるのだから (いつか、自分もこの言葉を誰かに手渡したい)それが、彼にとって生きて行く意味でした。 ・そうしたルーティンを、そんなふうにじっくりゆっくりおこなってみると、さて、これまでの自分はなぜあんなに性急であったのか分からなくなりました。 何を急いでいたのでしょう?いったい、何のために急いでいたのか? 大きな発見でした。カノンは自分の人生が何もかもうまくいっていないと思っていたのです。 しかしその理由は、もしかすると、何もかもを性急に粗雑にこなしていたからではないかと気づきました。 すべてをゆっくりおこなうようつとめました。ゆっくりおこなうことで、自分の扱うあらゆる事象が豊かないろどりを隠し持っていることを知ったのです。そこにこそ、世界がありました。 (そうか、わたしはわたしの人生において主役なんだ)じつに当たり前なことに、はじめて思い至りました。 ・完璧である必要はない。料理の味だって、毎日変わってもいいのだ。むしろ、変わった方がいいんじゃない? 世界がいま、カノンに笑いかけていました。
- m@kinakomochi2025年5月25日読み終わったちょっとずつ読んでた「月とコーヒー デミタス」読み終わった。あの本やあの本の登場人物がそこかしこに出てきて、吉田さんのお話のこういうつながりが好き。
- だいたい15分@fufuru4232025年4月23日読んでる本の大きさ、カバーの手触り、第1集『月とコーヒー』で感じたことと同じ。 とても素敵。しっくりくる。 急いで読むのはもったいなくて、少しずつ読んでいるこの本は家族からのプレゼント。 私の『Reads』1冊目です。
- ユメ@yumeticmode2025年4月16日読み終わった感想『月とコーヒー』に続いて、こちらもささやかで味わい深い物語が24編収められている。どれも独立したお話として読める一方、中には繋がっているお話もあり、夜空の星と星を辿って星座を見出すような面白さがある。前作と繋がっている掌編(また三人の年老いた泥棒に会えたのが嬉しい)や、他作品と登場人物が共通していると思しき掌編(「ひとつの椅子」に出てくるのは、『空ばかり見ていた』の理髪師ホクトかなと思った)もあり、吉田篤弘さんの作品を読み返す愉しみが増す。 「駄目なロボット・オーケストラ」「名前のない仔犬」「ココとQと小さな音楽」「カンバヤシ珈琲店」「むっつめの本」が特に好きだ。「むっつめの本」に「本がひとの心のなかで小さなあかりとなり、そのひとが生きていく時間をやわらかく照らしていました」という一文があるのだが、この本も私にとってそうした一冊となった。 刊行記念のトークショーに参加し、篤弘さんと浩美さんにサインをいただきました。
- kishirohara@hidalinae2025年4月15日読み終わったこんな物語はいくつあってもいいなぁと思う。ちょこっと不思議だったり、ほっこりしたり。密やかで優しく物語の世界に誘ってくれる本。
- 犬塚@kanpanella2025年4月3日読み始めた@ 自宅半分まで読み終わって、唐突、真夜中に、トースターで、パンを焼き始めました。新しくスーパーの陳列棚に加わっていた、ブロッコリー・チーズ・ポタージュのインスタントの袋を、マグにあけて、お湯は、手っ取り早く、ちいさなフライパンで沸かしました。 チーンと、狐色に焼けたパンに、とにかく、これでもかとマーガリンを塗り、ポタージュにひたして、むしゃむしゃと頬張ります。マグの中の、とろっとしたポタージュは、淡い黄緑色で、くしくもそれは、今着ているカーディガンと、ほとんど同じ、色でした。 そのポタージュは、ブロッコリー、というよりかは、まるでバジルの味で、ひと口飲んでみて(おいしい)(すごく、おいしい)と感じました。そこで、ふと。本当に、ふと(誰かに、ひと口あげたい)(飲んでもらいたい)と、思ったのです。 吉田篤弘さんの本を読むと、書けなくなっていた文章がするすると、書けるようになる、のです。本当に。久しぶりに、こんな長い文章が書けました。(実体験の日記のような物ですが…)
- なかやま@asheepinthewell2025年3月22日読み終わった内容とは関係ないけれど、自分の記憶力の低下が恐ろしく。あ、この人さっき出てきた、と気づけた時はとてもうれしく、逆に思い出せないというか覚えていない人もいる(今読んだばかりなのに!)はず。なにせ24もの短い物語が関わったり関わらなかったり、そして「月とコーヒー」の世界はさらに続いていくようです。
- 犬塚@kanpanella2025年3月21日読みたい買った引っ越しの荷物をまとめなきゃ、という時に、入荷のお知らせを頂き、すっ飛んで買って来ました。ようし。これを読むために、荷物まとめ、頑張ります!そして、今すぐにでも、めちゃくちゃ読みたい「月とコーヒー デミタス」を読む!のです!