マオ
@pb-mao
2026年6月23日
スモールワールズ
一穂ミチ
読み終わった
未読の作家さんなので、どんな感じかなと思いながら読み始めた一冊、読了。
『魔王の帰還』まで読んで、一回本閉じて部屋の中ウロウロした時からもうこの人の書くものに信頼しかなかった。
一話読み終わるごとに本を閉じて、次が読みたい気持ちと、読後の満足感を長引かせたくてわざと先延ばして他の本読み始めたりしながら『ピクニック』『花うた』を読み終わった時にやっとタイトルが複数形な事に気づいて鳥肌が立った。
『愛を適量』は、正直、一話ぐらいハズレを引いた気分にされるのでは、と多少覚悟しながら読み始めた。外走り回りたくなるような気持ちで読み終わって本閉じて無言のままガッツポーズした。
『式日』。
同名タイトルの映画(まったく関係ない本が原作)好きだったなーとか思いながら読み始めたら、これが噂に聴いた連鎖か!? と思って読み終わってから一話目読み返して、アアア!? ってなって、読後の興奮最高潮だった。
『式日』そのものが一行ずつ、なぞるように目で追いかけて読んでしまうほど好きだな、とじわじわ込み上げてくる気持ちを誘われていただけにこれは効きます。主に私の情緒に。
どこの誰かにとっての、世界のすべて。
私の知らない、抜け出すことのできない今日。

