
いわみほ
@1ho_2ho_3ho
2026年6月23日
スピノザの診察室
夏川草介
読み終わった
感想
2026年6月読了本
京都が舞台の医療小説。消化器内科医である雄町哲郎(マチ先生)が主人公。終末期医療などシビアな場面でも飄々としているマチ先生は、地域の人々からも他の医師からもとても頼りにされている。
「生きるとは?」「死んでいくとは?」「治療とは?」と重いテーマの作品であるが、そこに暗さは感じられない。温かいものが流れている。タイトルにある、スピノザとは哲学者の名前。マチ先生はスピノザのことを「理知的で静謐な空気が漂っている。それだけ摑み所がない哲学者」と話している。
マチ先生はスピノザのようだ。
マチ先生は甘党。マチ先生が好きな京都の実在する菓子店が登場するところも魅力の一つ。



