はぴ "こうやって作家は言葉を紡ぐ" 2026年6月23日

はぴ
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@happy-reads
2026年6月23日
こうやって作家は言葉を紡ぐ
どの対談も面白かった!作家さんの創作論とか読むの好き。 いろんな「方法論」だったり「捉え方」だったりを語り合ってるわけだけど、読者目線でも読書経験をめちゃくちゃ豊かにしてくれそうな内容だった。 📖 読み進めるにつれて、読みたい本リストが延々と長くなるのには困った… 最後の対談は魚豊さん。陰謀論の漫画もおもしろそうだなー! 📖 陰謀論とかフィクションに対するスタンスが、私は小川さんに惹かれる理由のひとつなのかも。 『陰謀論を言じる人々は、おそらく偶然というものに耐えられないんじゃないかな。 世の中って結構いいかげんで、偶然で回っているじゃないですか。 政治家が駄目なことをするときって、多くの場合はそこに陰謀があるわけじゃなくて、単にバカだったりするだけなんですよね。あるいはもっと単純に自分の利益を最大にしようとしただけ。別に世界を改革するとかっていう大義なんてない。単に愚かなんですよね。 愚かさだったり偶然性に耐えられずに、いろんな断片を必然と見なして一つのストーリーにまとめ上げてしまう。それが陰謀論をじる人の中で起こっていることではないかと思います。 でも、それって小説家がやっていることと実は近しいんです。いろんな現実の断片を一つのストーリーに練り上げるというのは小説がしていること。逆に言うと陰謀論を信じる人は、現実世界が小説や映画、漫画のようにできていると思っちゃうわけですよね。 実際フィクションって、強大な悪役がいて、そいつが陰謀を張り巡らせている中で、か弱い立場にいる主人公たちがそれに立ち向かっていくという構造になっているものが多いわけです。』 『リチャード・ローティは、まさしくそういうことをフィクションの力として挙げています。 ローティも小説が好きで、小説とか映画とかフィクションとかって何の役割があるんだろうといったときに、自分と遠い人の視点で描けるというのが一番の強みだと。 震災で何万人の人が亡くなりましたという事実を、ただ数字として聞いても何万という数字としてしか処理できないんだけど、実際にそこで亡くなってしまった故人の話を、物語として知ることで実感が湧く。 僕ら人間って世の中の出来事を個人のストーリーでしか認識できないので、そうやって認識したものが10万回起こっていたんだと考えると、10万人の死をやっと理解できる。 だからフィクションは、個人の視点で書けるというのがすごく重要なのかなという気がしますね。』
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