さんさん "書物の航海へ いまを生きるた..." 2026年6月23日

さんさん
@sak8823
2026年6月23日
書物の航海へ いまを生きるための古典
【印象に残った内容メモ】 第一章 世界という不思議 p61性急な判断の条件反射的な反復は、一見したところ驚きに似ているようでもあるが、じつはその対極にある。驚くことは判断ではなく、判断以前の身体反応であるからだ。そしてものを考えるということは、この身体反応から出発して、不可解な現実の前でうろたえ、戸惑い、たゆたいながら、針が連続的に移動していくアナログ時計のように「0と1のあいだ」の空隙を丁寧に埋めていくプロセスに他ならないはずである。 p63私たちが言葉によって世界を分割するのは、本来明確に分けられないものを便宜的に「分ける」ことで、対象を「分かる」ようにするためでかる。けれども実際は昼と夜のあいだに「黄昏どき」があるように、海と陸のあいだには「波打ち際」がある。そう、世界はけっして「分かつ」ことのできない曖昧な領域、0でも1でもない「あいだ」に満ちているのだ。
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