
ロッタ
@rotta_yomu
2026年5月26日
給水塔から見た虹は
窪美澄
読み終わった
団地小説を書かせたらこの人の右に出る人はいない窪美澄さん!!デビュー作の「ふがいない僕は空を見た」も褪せない。
ベトナム移民、移民二世、支援者、支援者家族を描いたこの小説を、今読まなくちゃと思った。
日本に住み働く外国人、その子どもたちが置かれている状況をまったく知らなかったわたしは、この小説を読んだあと何冊か移民の本を読んで、これからも読んで考えたいと思っている。
現実を見ないことも、差別が存在していることも、誰かの善意に甘えていることも、そろそろ気づこうね、もう限界だからと、窪さんの小説は書いていて、ちゃんと残酷で、不平等で、綺麗事だけではない。
しあわせは相対ではなく絶対で、与えられたものは自分で選んだものではないけれど、自分のルーツを、自分という存在を愛して生きる選択をするのはあなたなんだと、窪さんの小説はいつも一貫して書いている。
あなたは祝福されて生まれたんだと、窪さんはきっと信じている。
そして小説の中の彼らに、そしてわたしたちに、そのことを何度だって思い出してほしいと祈っている。








