史峯 "ティンカー・ベル殺し" 2026年6月24日

史峯
史峯
@Shihou-ord-1st
2026年6月24日
ティンカー・ベル殺し
ピーター・パンの誘いにより再びネヴァーランドに向かうウェンデイと兄弟たち。ただその行く先は海賊と赤膚族、子供達との三つ巴の殺し合いの戦場だった。そんな中妖精のティンカーベルが殺されてしまう。事件として調べる探偵の任を受けたのは最有力容疑者のピーター・パンと現実世界で井森の意識を持つ蜥蜴のビルだった。 現実世界で同窓会参加中の井森の周辺で一人、また一人、命が絶たれていく。死の連鎖を止めるためにも井森とビルはティンカーベル殺しの犯人を突き止めなくてはならない。 〈感想※ネタバレが入っているかも〉 やっと読めた、〈おとぎ話〉最新作にしてまさかの最終作。メンタルズタボロの時に入手して最初で躓いていたがようやく最後まで読めた。 ほんとに面白く一回序盤のネヴァーランドをから現実世界まで読んだらあとはノンストップなんだが、最新刊にふさわしい猟奇具合が半端なく。なのにピーター・パンというキャラがその猟奇性さえも納得させてしまう展開。犯人探しも過去作の読者ならある思い込みには騙されないぞという気合を入れつつ読むのも楽しいし、途中で感じる違和感がそのままラストにちゃんと繋がってくれるミステリとしての面白さがちょっと嬉しいし違和感の気持ち悪さがストーリーの気持ち悪さとも連動して唯一無二の作家さんだったのだなと改めて早逝が惜しまれます。 みんなこのシリーズほんとに読んで…!
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