
松本真波
@_mm177177
2025年3月25日
新装版 かの子撩乱
瀬戸内寂聴
読んでる
読書日記
@ 自宅
石川淳曰く、かの子は全く女らしい方法で書く作家だという。つまり、エネルギーの代わりに熱で、努力の代わりに調子で書く作家だと。
確かに、かの子作品には自身をヒロインに託すようなものが多い気がする。小説という虚構の世界を書くはずが、そこに自身の夢を反映させるように並々ならぬ気持ちを注いで自分ごとのように捉え勢いで書き上げる人なのだろう。
だが、『老妓抄』はかなり洗練された文章で圧倒的な好意がみられたという。あの川端康成も大絶賛だったようだ。その後の『家霊』『鮨』と合わせてぜひ読んでみたいと思う。