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松本真波
松本真波
松本真波
@_mm177177
朗読活動(主に日本近現代文学)をしています。 最近の本を知る・記録したいと思いアカウントを作成。好きな本は、宮本輝さんの『錦繍』。
  • 2025年7月11日
    絵のない絵本改版
    絵のない絵本改版
  • 2025年7月9日
    プロジェクト・ヘイル・メアリー 上
    プロジェクト・ヘイル・メアリー 上
    YouTubeでオススメされているのを見て。 2026年に映画公開されるらしいが、紹介者曰く「映画化したらプロモーションで情報を先出されてしまう。どんな物が登場するかを知っているだけで既に読んでる身としては『勿体無い!』と思う。この小説の面白みが半減してしまう。ぜひ、何も知らない状態で読んで欲しい」とのこと。 『火星の人』(映画版のタイトルは「オデッセイ」)の作者と知ってより読んでみたくなった。
  • 2025年7月7日
    到達のアクタ(1)
    ただの役者の物語ではなく、興味深いのは「役者の演技術」が語られる点。 見開きでバッ!と目に飛び込んでくる主人公の分析ノートは思わず1つ1つじっくり読んでしまった。私は役者ではなく朗読を嗜んでいる程度だが、「作品を分析する」「役を知る」とはまさしくこういう事だろうと思った。実際は主人公のようにここまで出来ないのだが、目指すべきはあのレベル。作品全体を見通して把握する"監督"の視点と、作中の役の役割と人生を把握する"演者"の視点、どちらも持って臨むのが理想だろう。 今後も主人公がどのように努力を積んで役者世界をぶっ壊していくのか楽しみ。次巻も買います。
  • 2025年7月6日
    絵のない絵本改版
    絵のない絵本改版
    某ワークショップ3日目。 今日扱ったのは「第十六夜」、プルチネッラ(道化師)のお話。今回もこれまで同様、作品のイメージをいくつか絵に描いてから臨んだのだが、求められたのは演出的な視点。 喜劇も、悲劇も、登場人物達は必死に生きている。だから観客は感動する。今回のプルチネッラは悲劇のお話。それをどのように演出するかの考え方を教わった。 そして最後、この作品で忘れてはならないのは「月が貧乏な絵描きに話を語っている」という点。ただ読むのではなく、この事実をそのように聴き手に伝えなくてはならない。それをどう表現するかが非常に難しかった。でも、段階的に自身の読みが変化していくのはとても面白かった。 そしてなにより、今まで自分が習ってきた朗読の先生と言っている事とあまり違わなかったのが良かった。むしろ、その考えを深める事ができた。その結果、アンデルセンの作品に深く感動する事ができたし、『絵のない絵本』が大好きになった。 この3日間のWSで得られたのは朗読の技術云々ではなく、【テキストに感動する心】かもしれない。改めて、アンデルセンの作品は優れたものであると実感した。 (余談。WSの指導者曰く、演出家の蜷川幸雄さんはきちんと作品解釈が出来ていない役者に対して「この不感症!!!!(心が動いていない)」と激怒していたそうです)
  • 2025年7月6日
    到達のアクタ(1)
    たまたまXの広告で見かけた漫画。 「役者の演技術」を扱った作品のようで、珍しくて思わず試し読みを最後まで読んでしまった。絵は独特だがすごく面白い。 本作の主人公は『ガラスの仮面』の北島マヤのような天才肌の子ではない。役が憑依して驚異的な演技(メソッド演技法)を見せるのではない。 ただひたすらに作品を地道に分析し、読み取った様々な情報から演技に落とし込む、超絶地味な演技法を持つ子であった。これを自力でやってる時点で彼女も十分に天才。そして映画監督の祖父と一緒に芸能界に殴り込みに行く作品のもよう。 1巻絶対買います!
  • 2025年7月6日
    絵のない絵本改版
    絵のない絵本改版
  • 2025年7月3日
    絵のない絵本改版
    絵のない絵本改版
    某ワークショップ2日目。 今日は「第二十八夜」を扱った。非常に有名なお話で、この短いお話だけで一曲書いたクラシック作曲家もいるのだとか。(後で調べて探そう) 今回は事前に絵コンテを書いて臨んだ。だが、最初のひと段落の意味については全く考えていなかった。一見すると本題とはまったく関係のないような情景描写なのだが、どうしてアンデルセンはこれを描いたのか。改めて考察するとアンデルセンが世界を、尊い命の営みを愛していることがうかがえる。 普段は「文章を如何に聴き手に伝えるか」ばかり考えてしまうのだが、まずはこうして物語の世界に、作者の愛する世界に自身が入り込んでいく事の重要性をすごく感じた。 さらに、自分の声を全く聞かずに、作品の映像(イメージ)を想像するのに集中して、自身の心の動きを頼りにして読む練習は今までに無い体験だった。これは特に今後も続けて取り組みたい練習だった。
  • 2025年7月2日
    絵のない絵本改版
    絵のない絵本改版
    某ワークショップ1日目。 今回は「第二十六夜」を扱った。日本では『絵のない絵本』だが、英語では『Moon Saw』(=月は見た)らしい。月が貧しい絵描きに毎晩短いお話を語るという作品。 恥ずかしながら、私はこの作品を知らなかった。だが一読しただけで心を奪われた。文章だけで月の語る情景が見ててくる、まさしく絵のない絵本であった。そして何より、文章から作者アンデルセンの優しさが溢れているのを感じた。 WSでは、自分で絵コンテを書いてカメラマンのように作品の映像を脳内で組み立てていった。カットやアングルを変化させると、こうも音色が変わるものかと驚いた。
  • 2025年6月29日
    6月の本
    6月の本
  • 2025年6月26日
    愛される書店をつくるために僕が2000日間考え続けてきたこと キャラクターは会社を変えられるか?
    何かを成すには、その業界の事をよく研究し、具体的に計画を立て、高い熱量で真っ直ぐに取り組む。挑戦する。そして「人との繋がり」を大切にする。 著者のハヤシP(プロデューサー)が、それを体現して教えてくれているように感じた。 また有隣堂の公式YouTubeチャンネル『有隣堂しか知らない世界』(通称ゆうせか)で大切にされている「素直さ」を、この本でもハヤシPは実行しているように思った。あまり難しい言い回しは使用せず、話し言葉のような柔らかな言葉や表記で書かれている為か文章がするすると頭に入ってくるし、書店業界や配信業界の厳しい面の事もズバッと書いている。 この本を読んで、改めて挑戦し続ける有隣堂、及びゆうせかのことが大好きになった。これからも応援し続けたい。
  • 2025年6月24日
    6月の本
    6月の本
    6月の本
  • 2025年6月23日
    6月の本
    6月の本
  • 2025年6月19日
    山椒魚・本日休診
    鎌倉で桜桃忌の集いがあったらしく、そこで太宰が小説を志すきっかけとなった井伏鱒二の『山椒魚』が朗読されたとのこと。 過去、一度読んだきりで内容を覚えておらず読み直した。山椒魚も、目高や小エビ、蛙も我々人間と変わりない。虚勢を張り、現実から目を背け、知識ばかりが肥大化した人。周囲にただ流されるだけの人。だがそれでも、相手を理解する心は残っていたりする。そこに僅かな希望を感じられる。 短いお話だが、時代に関係なく色々と考えさせられる作品だった。
  • 2025年6月19日
    わが友太宰治
    本日は「桜桃忌」。 三鷹の太宰治資料展に行って初めて太宰の同郷同年代の作家の存在を知る。これはぜひ読んでみたい。
  • 2025年6月17日
    国宝 上 青春篇
    今週末、やっと映画を観に行く。 色んな人が絶賛しているのでめちゃめちゃ楽しみ。原作も読みたい。
  • 2025年6月14日
    阿・吽 3
    阿・吽 3
    真魚が空海なる巻。 虚空蔵求聞持法。とんでもない修行だ。単純故に過酷。けれども、短い言葉を唱え続けることで言・心・体を一体にして均衡を保つ、その術を身につける。言葉の力を信じて、精神をきちんと自身の体に結び付けておくということだろうか?(よく分からん) そして巻の最終話にはタイトル回収もあった。少年バトル漫画のようにわくわくさせる引き方だった。
  • 2025年6月12日
    小説
    小説
    ずっと気になっていたので、書店のブックポーチと一緒に購入。まだ積読本があるので読むのはもう少し先になりそうだが、今からすごく楽しみ。
    小説
  • 2025年6月11日
    大人のための残酷童話改版
    Xで見かけて。
  • 2025年6月8日
    どんぐりと山猫
    某ワークショップ最終日。 まずは子音ありで(普通に)朗読。文章から読み取れる空間を感じ取って自分なりに決めていく。キャラクターの立ち位置、距離感、風景など。その際、上手下手も意識する。また、文字は「不完全なスクリーン」として文字の向こうの「作品の景色」を捉える。 その後、母音のみで読み直す。音色の変化、共鳴の場所を自分で意識しながら。 最後に、再び子音ありで朗読して終了。 自分の発する声がどう響いているか(音色や共鳴)を聴き分ける「耳」を習得するためのレッスンであった。
  • 2025年6月7日
    どんぐりと山猫
    今回の母音のみの朗読は、要は「言葉を口の中のどこに当てて響かせるか」を確認する作業のようなもの(あと体全体も)。これが耳で聴き取れて再現出来れば、普段の朗読がかなり変わって来ると思う。 自分が今体のどの部分をどう使って語感を付けようとしているのか(文章の景色を表現しようとしているのか)を常に意識する練習なのかもしれない。
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