

松本真波
@_mm177177
朗読活動(主に日本近現代文学)をしています。
最近の本を知る・記録したいと思いアカウントを作成。好きな本は、宮本輝さんの『錦繍』。
- 2026年8月19日
旅書簡集 ゆきあってしあさって倉田タカシ,酉島伝法,高山羽根子読書日記読み始めた@ 電車以前、ほんタメのあかりんが帯にいるのを見て購入。やっと読み始めました。 まだ始めの数通を読んだところですが、これは読者も旅行した気分になれて読んでいて楽しいですね。これから楽しみです。 - 2026年8月14日
幻色江戸ごよみ宮部みゆき読んでる@ 自宅第二話『紅の玉』読了。 なんだこの読後のやるせなさは。江戸の町人の、その日々を真剣に生き抜こうとする姿に胸打たれると共に、あっけなくそれらをひっくり返し、全てを奪っていく権力。いつの時代も、搾取する者/される者の構図は変わらないのか。 個人的に、強烈な印象を残したお話だった。 - 2026年8月14日
幻色江戸ごよみ宮部みゆき読書日記読み始めた@ 自宅昨年朗読の先輩達が、今年は先生がこの本に収録されているお話を読むので購入。 普段は青空文庫に載っているような古い作品ばかりを読んでいるので、現代作品を読むのは久しぶり。「現代の文章に読みにくさを感じないだろうか」と少し不安があったのだが、読み始めたらなんてことは無かった。むしろ、樋口一葉作品にも感じた"音楽のように美しく流れる文章"で、自分の朗読の先輩や先生が舞台にかけるのは納得であった。 「宮部みゆきさんの文章は美しい」、その事が分かっただけでもこの本に出会えてよかったと思う。 まず読んだのは第一話の『鬼子母火』。子を持つ身としては、読んでいて胸が痛くなるお話だった。サスペンス、だけども人情噺。様々な要素が絡むのだが、ラストは見事にまとめて終わる。続く他のお話もとても期待させる、素晴らしい第一話であった。 - 2026年8月14日
- 2026年8月14日
風姿花伝世阿弥,夏川賀央読書日記読み終わったまた読みたい@ 自宅昨年から能のブームが自分の中で起こり、 4月からは半年かけて能を学ぶ講座に参加していたりする。せっかくなので、これを機に『風姿花伝』を読んでみた。 先日お話を伺ったある能楽師さんのいう通り、とても興味深い内容なのであるが、世阿弥があまりに賢すぎて(書かれている言葉が優しすぎて)、読み易い文章であるがそれ故にスラスラと読んでしまい、言葉の意味をよく理解しないまま読み切れてしまった。もちろん、それでもハッとさせられる言葉に巡り合うことはできたが。これは自分が成りたい将来像を持った上で、何度も何度も読まなければならない書籍かもしれない。 ただ、日本の芸能における基となる考え方は、この『風姿花伝』の世阿弥の言葉、能の在り方が大きく影響しているのだろうと分かったような気がする。舞台朗読の第一人者、幸田弘子先生も読んでいたというのは大いに頷ける。というより、日本人なら誰しもが一度は触れておいてよい内容かもしれない。日本人の美に対する意識なんかも知られると思う。 とここまで書いたが、ある能楽師さんが言うには『風姿花伝』は観阿弥の何回忌だかに記念で書き残した書物らしい。(世阿弥が父親から習った事を書き残した形) なので、世阿弥本人が語るものとしては『花鏡』の方だろうということなので、今度はそちらを読んでみたいと思う。 - 2026年4月11日
モモミヒャエル・エンデ,大島かおり買った読み始めた@ 電車日本語訳から50周年ということで特別カバー版が出ていると知人から教わり、いくつか書店を巡ってやっと入手した。やはり人気のようで近所の書店では売り切ればかり。 実家に単行本があったのだが、ついぞ読まないまま出てしまって後悔していたところ、こういう機会に恵まれて読めるのは嬉しい。第一部を読み終えたところだが、すっかりモモのファンになってしまった。彼女の「人の話を聴く」力は本当に素晴らしいし、とても羨ましい。こういう人との繋がりにおける基本的な、かつ大切なことを忘れないでいたいと思う。
- 2026年3月24日
- 2026年3月16日
3月の本イェジ・アンジェイエフスキ,内田百閒,内田百間,北原白秋,向田邦子,山村暮鳥,工藤正廣,森茉莉,牧野信一,西崎憲,須賀敦子読書日記読み始めた@ 自宅遅くなったが、ようやく今月の本を読み始める。 - 2026年3月16日
- 2026年3月10日
2月の本宇野浩二,森鷗外,矢川澄子,立原道造,菊池寛,西崎憲読書日記読み終わった@ 自宅もう3月に入って久しいですが、なんとか無事に読み終わりました。 他の巻と比べて収録数は少なかったようですが、私的には今までの中で一番「この作品好きだな」と感じるものがたくさんでした。 ・堀辰雄/雪の上の足跡 ー高原の古駅における、二月の夕方の対話ー ・菊池寛/出世 ・獅子文六/今年の春外套 ・山本周五郎/山椿 特に、ラストを飾る周五郎の『山椿』は深く胸を打たれました。「この作品と出会えて良かった」と思わせてくれる素晴らしいお話です。誰かを思う心が人を変える。 - 2026年2月12日
読書日記読み終わった@ 自宅とても面白い本だった。 発声方法や話し方を扱う本はたくさんあるけれど、「声」そのものに焦点を当てたものは多くないのではないだろうか。 声を発する/聴く仕組みの解説はもちろん、なぜ声に様々な情報が含まれてしまうか。なぜ声が時として言葉以上に人の心を動かしてしまうのか。その理由が記されていた。しかも、海外では声による占い(声を聴いてその人の生い立ち等が分かる)や、医療行為(患者の病気の原因を突き止める)があるのだとか。事実、筆者はある人物の声を聴いて重病患者(癌だった)であることを見抜いた経験があるらしい。 だが、この本で一番発見があったのは「オーセンティック・ヴォイス」という存在。一人一人が持つ「本物の声」について、目から鱗の内容ばかりであった。 この本に記されている「声」の力についてもっと学びたいと思った。と同時に、もっと広く(すべての人が)知って欲しいと思った。切実に。 - 2026年1月31日
- 2026年1月31日
1月の本 (12か月の本)アンドレ・マルロー,向田邦子,堀田郷弘,大下宇陀児,宇野千代,川上弘美,渡辺温,獅子文六,西崎憲,須賀敦子読書日記読み終わった@ 自宅ギリギリだがなんとか一月中に読み終えることが出来た。今回もとても面白かった。日本の様々な正月の様子を切り取った作品が並ぶのだが、徐々に海外の正月へと移っていく。全く自分の知らない世界で、読んでいるとこちらもちょっとした旅行をしたような気になった。最後にはやはり日本に戻ってくるのだが、さすが川上弘美さんの作品。不思議な情緒があって面白い。「良い一月だったな」と、本を閉じると同時に自然と思われた。 - 2026年1月18日
- 2026年1月17日
アンデルセン自伝 (岩波文庫 赤 741-4)ハンス・クリスチャン・アンデルセン,大畑末吉読書日記読み始めた@ サンマルクカフェ 三鷹駅南口店"私の生涯は波乱に富んだ幸福な一生であった。それはさながら一編の美しい物語(メルヘン)である。" 出だしのこの一文でもう強く引きつけられた。アンデルセンは自伝でありながらも一つの物語として書いているらしい。アンデルセンの生活は決して平穏なものではなかったはずだ。それをどのように幸福なメルヘンとして描いているのか、とても楽しみである。 - 2026年1月13日
読書日記読み終わった@ 自宅作者は最初に「あくまでフィクションですよ」と書いてはいるが、巻末にある解説を読むとどうやら光太郎智恵子の人物像はかなり本物に近いようで。「『智恵子抄』を読むのなら、まずはこの本を読むべき」と以前人からアドバイスを貰ったのだが大いに頷ける。 まるで天上の愛を地上に実現したかのような二人の生活を、佐藤春夫が優しく丁寧な文章で描写していく。時には光太郎の詩が挿入される為、その詩の言葉がより立体的に立ち上がってくる。詩を普段読まない私でもその背景に触れると、詩の言葉一つ一つをじっくり味わうことができた。 それによって、『智恵子抄』がただの悲しみ溢れる詩集ではない事に気が付いた。あれは光太郎が悲嘆を綴ったものではなく、きっと「愛の讃歌」を綴ったものなのだろうと思う。 けれども一方で、彼らの生活を美談にして良いものか女性として少し気になる所はある。(智恵子は光太郎と一緒で確かに幸福であったのだろうが、あの困窮生活が彼女の精神病を招いた気もしないでもない) - 2026年1月11日
- 2026年1月10日
1月の本 (12か月の本)アンドレ・マルロー,向田邦子,堀田郷弘,大下宇陀児,宇野千代,川上弘美,渡辺温,獅子文六,西崎憲,須賀敦子読書日記読んでる@ 自宅エリザベス・グージ作(高山直之訳)『日する羊飼いとその恋人』がとても面白かった。少し長さはあるのだが、ぐんぐん読み進めてしまい夢中になった。なんだか洋画を一本見終えたかのような読後感。読みながらドキドキしたり、主人公の女性を応援したり。そして最後にはどこかホッとした、清々しい気分を味わった。今のところ一番のお気に入りの作品。 - 2026年1月7日
到達のアクタ(3)信楽優楽読書日記読み終わった買った読み始めた電子書籍@ 自宅今回はあまり主人公に派手な動きは見られず、別のキャラクターがピックアップされ始めた感じで。(少し残念) でもその二人の絡みによって次巻にドーンッ!と大きな展開がありそうで楽しみ。メソッド演技法に様々な理論で立ち向かうアリサちゃんが好きなのでめっちゃ応援してる。次巻も買います。 - 2026年1月7日
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