りら "王墓の謎" 2026年6月24日

りら
りら
@AnneLilas
2026年6月24日
王墓の謎
王墓の謎
河野一隆
比較考古学の本はたぶん初めてだけど、とても面白かった。 聴き始める前は比較考古学、比較文明論といっても著者の専門領域(日本の古墳?)がメインなのではないかと邪推していたけれど、逆に日本の古墳については必要最小限しか出てこず、世界各地の王墓について満遍なく触れられていた。 何年か前に観た、イギリスの古代遺跡の発掘現場を舞台とする映画「時の面影」で発見される「サットン・フー」(ヴァイキング時代より前のアングロ・サクソン人の船葬墓)にも言及があった。そうか、あの巨大な船の遺跡も王墓だったのか(七王国の一国イースト・アングリア王の墓らしい)。 ピラミッドとかは何万もの奴隷を使役して作られたイメージだけど、農閑期の労働者の衣食住を数年単位でカバーする公共事業でもあったと考えると建設意義にも納得がいく気がしてきた。 初めて知る用語もあり、紙の本にはある図版も用意されてなくて、オーディオブックでは限界があったから、紙の本で改めて見てみたい。 前にも思ったけど、やはり新書を聴くときはあらかじめ紙の本も借りておくべきだった。 オーディブル1.75倍速。
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