
まみ
@ma-min
2026年6月24日
いい子のあくび
高瀬隼子
読み終わった
冒頭のインパクトがすごい。
ぶつかったる。
まずはそう思い、それから、体が熱くなる。腹の下あたりに火がともる。手足に力が入り、目と耳が冴えわたる。わたしの体が、絶対に許さないと決める。
とてつもない怒り(笑)
でもこれ、わかる。さすがにこの主人公みたいに毎回思ってるわけではないしその怒りが持続することはないけど、なんでそっちが悪いのに私が避けなあかんねんと瞬間的に思うことがある。
この冒頭のエピソードをはじめとして、私もこれまでの人生、比較的「いい子」で過ごしてきたと自分では思ってるから、この主人公に同意する場面は多かった。なんとなくうっすら存在してる自分の中のいや〜な人格がこの小説によって露わになった気がする…笑 いや、分かってたけどないことにしてた部分というか。
でもこんなに嫌なことばかり思い返したり記録したりしてたら疲れるよ…とは思った笑
多くの人が不快で苛立ってる満員電車の中でこの本を読んでると、「まさに今!」と思えてきてその状況に可笑しくなった(笑)
ほかの2作も同様のいや〜な読み心地で、おもしろかった。


