ねむくま "不便なコンビニ2" 2026年6月25日

不便なコンビニ2
不便なコンビニ2
キム・ホヨン,
米津篤八
1巻が面白かったので、続けて読んだ。 2巻の読み始めは、「1巻ほどの勢いがないなー、1巻の評判が良かったから、頑張って続編を書いた感じなのかなー」なんて思ってた。 序盤は馴染みのない人が多くて、中盤辺りから1巻でお馴染みのメンツが、今はそうなってるのかーとなってきて… 後半にはそれがそこに繋がってくるのかー!と、自分が思っていたより大きな円が描かれていて、とても嬉しかった。 人と人の繋がりが、色んなところで影響を与え合っている話が好きで、 この本はまさにそういう本だった。 物語が大きな円を描いているとき、壮大さを感じたりするけど、 この本はむしろこぢんまりとしている。 出てくる人はみんな等身大ですぐそこに居そうな人たちだし、 舞台は基本はコンビニの狭い店舗内だし… でも、その身近さが、コロナの描写と自分の経験が相まって、 すごく自分の直ぐ側で繰り広げられてる感じがして、とても良かった。 演劇というものがコンビニと共に描かれている。 自分の居るすぐ側で物語が繰り広げられているようなこの本の距離感は、自分の席から数メートル先で演じられている劇によく似ていると思う。 1巻の読み始めで、なぜこの本に出てくる女の人はみんな内心が攻撃的でイラチなんだろうって思ってたんだけど、2巻の終盤ではそれぞれに折り合いのつけ方を学んで丸くなってきてるのがちょっと面白かった。 映像化はまだされてないのかな?(舞台はあったのかな…?) 3部作くらいでガッツリ映画にしてほしいなぁ…
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