
古屋 いつか
@ameyuki
2026年6月25日

虚ろな十字架
東野圭吾
読み終わった
ドラマ化と聞いたので。
ミステリーよりも倫理観に依ったお話だなと感じました。それと、今ならもっとインターネットやSNSが被害者にも加害者にも牙を剥きそうだな、とも。
終盤の父娘の叫びは切実だけど、結局は自分たちの都合でしかないように感じられました。確かに話題の人の人柄は良かったと思うけど、父娘がそれを言うのは、彼らがその人に恩恵を受けてるからで、いろいろ御託並べるけど、結局はその人のおかげで良い思いをさせてもらってるから庇うわけで、その人の心の平和とかその人によって傷つけられ奪われる人があったことはいいんだ…へえ…… と皮肉な気持ちになりました。
この辺の筆致が、場面としてのもりあがりと冷ややかな眼差しが両立してて好きでした。
香取慎吾と赤楚衛二。楽しみです。