もものかんづめ "夜想い" 2026年6月25日

夜想い
夜想い
住野よる
プルーフにて読了。 空想。それは現実逃避かもしれない。くだらないことかもしれない。 でもその空想で思い描いたことは自分の新しい一歩へ進むきっかけかもしれない。 「人って死んだら花や星や風になるんだよ。」 花に、星空に、風に、大切な人を感じて想い馳せる時間があったっていいじゃないか。 空想の中に大切な人の未知の時間を思い描いたっていいじゃないか。 それが前に進む光になるなら。 そんな風に優しく肯定してくれている気がします。 大切な人を失ったときの痛み、悲しみ、やるせなさが住野さんの文章によって痛いほど伝わってくる。 それと共にその痛みや悲しさを乗り越えた先の温かな光まで繊細に描かれているのが、これぞ住野よるという感じで最高でした。
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