図書館マン "茶色の朝" 2026年6月24日

茶色の朝
茶色の朝
フランク・パヴロフ,
ヴィンセント・ギャロ,
藤本一勇,
高橋哲哉
SNSでバズってて、文章も少なめだったのでこれなら読めそうと思って図書館で借りた。 茶色の朝という物語自体も素晴らしかったが高橋哲也さんによる巻末のメッセージはかなり読み応えがあるのでオススメ。 10年以上前に出された本なのに、2026年の日本を見事に言い当てていて、歴史は繰り返されるんだな……ということを痛感した。 自身の犬や猫を殺処分した直後は、主人公の俺やシャルリー自身にもまだ違和感があってモヤモヤした感情が残ってはいたものの。 猫や犬といった名詞に「茶色」という形容詞をつけて書いていない『街の日常』系列の出版社が続々と潰されたとき、「そんなことくらい出版社のほうもわかってなくちゃいけなかった」と出版社の方を責める口調にひるがえったのがゾッとした。
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