
mayu
@yatsu_books
2026年6月22日
書物の航海へ いまを生きるための古典
石井洋二郎
読み終わった
@ 自宅
「博覧強記の読書家による知の航海記。
「驚く、戦う、愛する」などの
普遍的な営みを軸に古典を読み解き、
新たな思索の海図を描く。」
知の航海に溺れそうになりながらも、
何とか読了しました。
難しいというよりも、知識量に追いつくのが
やっと、というイメ-ジです。
一度は読みたいと思いながらも、
手に取ることをためらったり、
途中で挫折してしまった古今東西の“名著”。
古典を読む時にぶつかる最初の壁は、
理屈から古典を理解しようと
するからだと感じました。
古典とは理屈ではなく姿勢から
読むものであり、そのためにいかに
古典を定義すべきかが浮き彫りに
されていくかのような内容が
本書には書かれていました。
この本は、「驚く・知る・関わる
戦う・愛する・生きる」という
人間を形作る「相」ごとに章が構成され、
古典から引用した文書を丁寧に読み解き、
思索を重ねた著者の自らの言葉で、
今を生きるわたしたちに伝えてきます。
考え、悩み、迷走を重ねて
新たな問いに漂着する。
これこそが「人間の人間たる所以」
だと思いました。
「なんのために本を読むのか?」
情報が瞬時に手に入る現代において、
ますますその重みを増している気がします。





