
パン·オ·ショコラ
@mw1122
2026年6月25日
あのころの僕は
小池水音
読み終わった
借りてきた
"あのころの僕"の目線で進んでいく物語。母親を失くした子どもの物語だが、幼い子どもの豊かさが感じられ、文章も美しく読みやすい。"僕"の通う幼稚園に転入生としてやって来た"さりかちゃん"との日々は、かけがえのないものだったろう。ゲームが出てくる場面は『トゥモロー·アンド·トゥモロー·アンド·トゥモロー』を思い出し、切なくなった。
父との旅行での話は、言葉にできない何か大切なものが詰まっている気がして好きだ。あと、ゾウのおばあちゃんも好き。
『世界にかけられたリボンが解かれ、包装紙がはがされて、そうして蓋が開くのを箱のなかからみつめるようなこの景色を、僕は知っていた。』







