
まめご
@mmg_86
2026年6月24日
ヒルビリー・エレジー
J・D・ヴァンス,
山田文,
関根光宏
読み終わった
積読消化
少し前に本の整理をしたら積読本が思った以上に増えていて、しばらくはこれを消化しようとまず読み始めたのがこの本だ。
トランプが2度も大統領戦に勝つアメリカってどうなってるんだろうと思っていたところ、今のアメリカを理解するためにとこの本が挙げられているのをいくつか目にして、興味を持ったのだった。
トランプの主な支持者といわれる低所得の白人労働者階層の人々が、どんな社会をつくりどんなふうに生きているのかがよく分かるとベストセラーになったのが、アパラチアのこの階層出身である副大統領J.D.ヴァンスが無名の頃に書いたこの回想録だそうだ。
ヴァンスはこの本で「貧しい人たちの生活がどのようなものなのか、精神的・物質的貧困が子どもたちの心理にどれだけ影響を及ぼすのかを伝えたい」と書き、それは成功していると言える。
「ヒルビリー(田舎者)」と呼ばれアメリカの繁栄から取り残されてきた彼らの初めて知る実態に驚きつつ、読みながら一番考えていたのがこの子どもたちへの影響だったからだ。
ヴァンス自身の過酷な幼少期と、その後人とチャンスに恵まれたことでヒルビリー社会から抜け出していく様を読んでいると、子どもの健やかな成長に本当に必要なものは何なのかを考えずにはいられなかった。
ヒルビリーたちの熱い支持を受けて大統領になったトランプが、彼らに適切な援助の手を差し伸べるとは正直あまり思えないけれど、それを今や副大統領となったヴァンスがどうにかできるのだろうか。
当のヒルビリーたちは今の状況をどう思っているのだろう。
関心は広がっていく。





