ヒルビリー・エレジー

34件の記録
- yt@yt2025年7月10日読み終わった地球上のどこよりも豊かな国で。 ラストベルトの労働者階級を生きたJDヴァンスの自叙伝。 最貧困層から海兵隊を経て、アイビー・リーグのエリートへ。 全部書いてある。 そして後半は彼にしか書けない。
- スナックみゆき@miyuki-7852025年7月7日かつて読んだただの差別主義者や、ただの成功者でもないこの人が、絶望的な世界で副大統領をしているのは希望だと思った。でもどう凝り固まっていくのか、既に凝り固まってしまっているのか怖い気持ちにもなった。 映画も観てみたい! (読んだのは文庫版上下)
- Kawauso@Otter2025年6月5日読み終わった読んでいる最中とても辛くて、でも読むのを止められなくて、そして読後もしばらく辛かった。 彼が言わんとする問題を抱えている人たちは、この本を読む気持ちの余裕みたいなのはおそらく無い。 でも、問題には自分でまず気が付かないと、同じエピソードが繰り返されてしまう。 そして、この本でもそれ以外でも、気がつくきっかけみたいなものは、割とその辺にある。 本当は、手の届く範囲内にあるはずだが、気がつかない。 思いたいことを思っていると、問題繰り返していても気がつかなくなっちゃう、というのは自分の人生振り返っても思い当たる節あり。 難しいのだなあ。。
- いわだてすみえ@sminov_i2025年3月26日読み終わったJ.D.ヴァンスの良心と知性を信じたい気持ち。 こういう体験をしてきた、誰よりも弱者、ヒルビリーの痛みを知っているJ.D.がトランプの片腕として排外主義者に陥らないことを願う。アメリカをよくしたいという気持ちがトランプを支持することに繋がってしまったことが悲しい。ここに描かれているヒルビリーはトランプの支持者層と重なるだろう。J.D.が最も救いたい人たちを票田としているのがトランプなのだ。