
たかせ
@takasen
2026年6月26日
本を読めなくなった人たち
稲田豊史
読み終わった
紙の本と人間による文章のシビアな現状を提示した本。
若者を中心に、情報はネットで無料で得られるものとなり、人が多くの労力をかけて書いた長い文章や本を読むのは「コスパ/タイパが悪い」と思われるようになっていること。読書好きは「余裕のある一部の人たち」と捉えられるようになっていること。
本好きとして、出版関係者として、体感はしているが、なかなか広い視野ではとらえきれていない変化を突きつけられた。
私自身、半年くらい前まではまだこの仕事で生き残れるところまでやりきってみるか…と思っていたのだが、最近はずっと「いつ足抜けするか」みたいなことを考える日々…。紙の本、なくなりはしないと思うけど、見通しはかなり厳しい。
とはいえ、長い目で振り返ると、ここ30〜40年くらいは教養主義もあって、紙の本が異様に持て囃されたフィーバータイムのようなものだった気もするんだよな…
その最大値に合わせた仕組みはいいかげん限界ではあるのかもしれないなと思う。
