こな "酒をやめられない文学研究者と..." 2026年6月26日

こな
こな
@konakon
2026年6月26日
酒をやめられない文学研究者とタバコをやめられない精神科医が本気で語り明かした依存症の話
すごい本だった……。往復書簡という形式による読みやすさを活かして、依存症や発達障害についての重たい話がするすると読めてしまった。内容の中には""常識""としてよく聞く「薬物は一回でも手を出したら終わり」「アルコール依存の人は一生一滴も口にしてはいけない」が全然そうではないこと。日本は薬物に対して厳格すぎるのにアルコールやギャンブルに対してあまりにも寛容過ぎること。依存症は長期的には命を落とす危険因子だが、短期的には苦痛を和らげるための保護因子となること。周りを困らせるような人は、本当は当の本人が困っている状態であること。「孤独」がいかに人を苦しめるのかということ。平行して読んでいる貧困女子の本とも通ずる部分もあり、「これはまったく他人事ではない話なんだ」と気づかされた。同時に他者との繋がりに感謝せざるを得ない。生きることの難しさをしみじみと感じてしまった。
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