酒をやめられない文学研究者とタバコをやめられない精神科医が本気で語り明かした依存症の話

86件の記録
- うのみ@shittaka2025年6月5日読み終わった「コミュニティのつながり」「共依存」に対して強烈な忌避感があったけど、これを読んで必ずしもネガティブな側面だけではないと考えを改めた あと、わたしの活字中毒だってドーパミンを求めた一種のアディクションかもしれないと思った 自己治癒的にゆるやかに快楽と付き合いたい
- ゆかり@yukari2025年5月28日読み終わった@ カフェ往復書簡の形態になっているのがとても読みやすく、内容が理解しやすかった。 依存症だからといって、ただやめればいいわけじゃないんだと、とても勉強になった。 程度こそあれ、どんな人でもある程度依存している対象はあるのではないかと思う。 そういったものとの付き合い方や、なぜ依存してしまうのか。 もう一度しっかり自分とも向き合ってみたくなった。
- チャトラビ@beekichi2025年4月4日読み終わったp38 「思うに、彼らをその薬物に駆り立てているのは快感ではありません。というのも、快感ならばすぐに飽きるはずだからです。おそらくそれは快感ではなく、苦痛の緩和(太字)なのではないでしょうか?つまり、人は、かつて体験したことのない、めくるめく快感によって薬物にハマるのではなく、かねてよりずっと悩んできた苦痛が、その薬物によって一時的に消える、弱まるからハマるのです。」 死に引き寄せられそうな現実を何とか生きのびるために依存症になってしまう… 読むのが苦しくもあるけれど、回復のコミュニティやハームリダクションなど、何が助けになり得るのかも知ることができてよかった。
- amy@note_15812025年3月6日かつて読んだアルコール依存症の文学研究者とニコチン依存症の精神科医の往復書簡本 当事者かつ自助グループを運営している横道氏と当事者かつ薬物依存の患者に携わってきた松本氏だからこそ綴ることができる社会から見た依存症やそれを取り巻く支援や患者家族のイメージと実情のギャップが大きく、実際の自助グループや治療の場ではどういったことが起こっているのかをよく知ることができた 例えばアルコールやタバコ、薬物についても0か100かの当事者を追い詰めるような啓蒙のしかたよりも、現実の苦痛を多少まぎらわせながらも量を緩和させるとか、よりしんどさを与えない方向のアプローチをしていくことなんかが書かれており、一般にイメージされる依存症治療とは異なる部分も多くあり、読んでみてよかったと思う そして依存症についてもジェンダー的な視点を取り入れなければ、患者の苦しみを取り違えたまま治療を進めることにるというようなことも書いてあった 当事者かつ自助グループや治療などの支援に携わっている人でなければ書けないような内容があり、ここに書いてあることがうっすらでも広く認知されるようになれば当事者も当事者家族も支援者も生きやすくなるのではないかと思った
- 阪上まつき@matsukintoki2025年3月5日読んでる依存症について興味があるため。自分も依存症について「0か100か」の思考を持っていたので、「こういう考え方のほうがうまく行きそう」と膝を打つ。
- 阿久津隆@akttkc2024年11月17日買った@ Shibuya Publishing & Booksellers数日前に何かで見かけ、僕は何かと依存しやすいので、やっぱりこれは読んでみたいかも、と思っていたので見かけたので買った