酒をやめられない文学研究者とタバコをやめられない精神科医が本気で語り明かした依存症の話

110件の記録
- いずみ@moritaizumi2025年10月4日読み終わった❤️2025年10月読了本依存症というものの奥深さというのか難しさを改めて感じる。真剣なんだけれど、語り口が深刻すぎないところがよかった。 困った人は困っている人、というフレーズが印象的。 とてもいい本だと思うのに、それをうまく語れない。
- 離乳食@munimuni2025年9月29日かつて読んだタバコと酒とカッティングとodと拒食と読書という依存症のオンパレードウチにとっては最高に良本やった 特に「快楽を得るためなら依存症にならない、逆に苦痛を軽減するためなら依存症になる」ってとこ、痺れる、タバコと酒は今日を生きるために必要なんだよ、明日生きることとか考えてねーし
- ぶんちゃろふ@book_mylittlepig2025年9月19日買った読み終わった電子で。すごく軽快にアディクションについて学べる。自己治療仮説が、頭に残る。私にとってのハームリダクションは、爆音重低音のロックミュージック。
- あんぱん@chocopan2025年9月17日読み終わったおもしろかった。前から気になってて、勧められて読んだけど、はやく読めばよかった…依存症に対する見方が変わるような、少し穏やかな気持ちに。 頭ごなしにダメ、絶対、だと根本的な回復にはつながらない。依存物質や行動は長期的には間違いなく悪影響を及ぼすが、一時的にはその人を本当の危険(=死)から遠ざけている可能性があり、だからこそ、そもそもなぜその人が依存症になるまで何かにアディクトしなければならなくなったのかに焦点を当てることが肝要、と。 「確かに依存症は人を死に追いやる危険があるものの、その萌芽的なものは誰しも抱えていて、それがあるからこそ『しんどい今』を生きていられる面もある、と。」 余談ですが、横道さんめっちゃ速筆…最後の座談会にもあったけど、依存症になる人、何らかの対象にのめり込むパワフルさを持ち合わせているのかもしれない。もちろん皆がそうではないし、そもそも依存対象物自体が強力に依存させるような性質を持っていることはある。執筆、自助会主催や、依存症対策自体にアディクトする人々。自分にとっても害はなく、寧ろ周りにも良い影響を与えるものに依存できたら、それこそ最強だろなぁ。少なくとも副作用はなさそうだし。(その境地に至るまで相当な苦労はされていたと思いますが…)コラムを読んでいて、自分は年々良くも悪くも意欲が低く飽きっぽくなってしまったので、良い意味でアディクション(?)が羨ましくも思った。もちろん生活は破綻しない程度に。
- あんこちゃん@anko2025年8月29日読み終わった借りてきたこれは…面白い!!自分の中の常識思い込みがぶっ壊される! 往復書簡という形も見事だし何よりさらけ出しすぎてすごい笑横道さんすごく気になるので他も読んでみたくなった。
- 絹@indigo_mtm2025年8月18日気になる読み始めた読み終わった図書館で借りて読み始めた 自分の身内が依存症で亡くなっていて、依存症には色々とおだやかならぬ感情があります しかし当事者件精神科医の方の言葉、最新の研究、治療現場に取り組む人の言葉、自分の内心に新しい風が吹き込んで、整理されていく感じがして、読んでいて楽しいです もっと早くこの本と出会いたかったな 【追記】 読み終わった! 心底この本ともっと早くに出会いたかった 自分の手元に置いておくべき本だと思ったので買うことにします
- chimidori@chimidori2025年8月15日読み終わった積読チャンネルから 困った人を社会から排除しない態度が勉強になった。 印象的だった部分「自助グループで大切なのは、誰かの手助けの側に回っていくことが、その人たち自身の回復を手助けする」
- うのみ@shittaka2025年6月5日読み終わった「コミュニティのつながり」「共依存」に対して強烈な忌避感があったけど、これを読んで必ずしもネガティブな側面だけではないと考えを改めた あと、わたしの活字中毒だってドーパミンを求めた一種のアディクションかもしれないと思った 自己治癒的にゆるやかに快楽と付き合いたい
- ゆかり@yukari2025年5月28日読み終わった@ カフェ往復書簡の形態になっているのがとても読みやすく、内容が理解しやすかった。 依存症だからといって、ただやめればいいわけじゃないんだと、とても勉強になった。 程度こそあれ、どんな人でもある程度依存している対象はあるのではないかと思う。 そういったものとの付き合い方や、なぜ依存してしまうのか。 もう一度しっかり自分とも向き合ってみたくなった。
- チャトラビ@beekichi2025年4月4日読み終わったp38 「思うに、彼らをその薬物に駆り立てているのは快感ではありません。というのも、快感ならばすぐに飽きるはずだからです。おそらくそれは快感ではなく、苦痛の緩和(太字)なのではないでしょうか?つまり、人は、かつて体験したことのない、めくるめく快感によって薬物にハマるのではなく、かねてよりずっと悩んできた苦痛が、その薬物によって一時的に消える、弱まるからハマるのです。」 死に引き寄せられそうな現実を何とか生きのびるために依存症になってしまう… 読むのが苦しくもあるけれど、回復のコミュニティやハームリダクションなど、何が助けになり得るのかも知ることができてよかった。
- amy@note_15812025年3月6日かつて読んだアルコール依存症の文学研究者とニコチン依存症の精神科医の往復書簡本 当事者かつ自助グループを運営している横道氏と当事者かつ薬物依存の患者に携わってきた松本氏だからこそ綴ることができる社会から見た依存症やそれを取り巻く支援や患者家族のイメージと実情のギャップが大きく、実際の自助グループや治療の場ではどういったことが起こっているのかをよく知ることができた 例えばアルコールやタバコ、薬物についても0か100かの当事者を追い詰めるような啓蒙のしかたよりも、現実の苦痛を多少まぎらわせながらも量を緩和させるとか、よりしんどさを与えない方向のアプローチをしていくことなんかが書かれており、一般にイメージされる依存症治療とは異なる部分も多くあり、読んでみてよかったと思う そして依存症についてもジェンダー的な視点を取り入れなければ、患者の苦しみを取り違えたまま治療を進めることにるというようなことも書いてあった 当事者かつ自助グループや治療などの支援に携わっている人でなければ書けないような内容があり、ここに書いてあることがうっすらでも広く認知されるようになれば当事者も当事者家族も支援者も生きやすくなるのではないかと思った
- 阪上まつき@matsukintoki2025年3月5日読んでる依存症について興味があるため。自分も依存症について「0か100か」の思考を持っていたので、「こういう考え方のほうがうまく行きそう」と膝を打つ。
- 阿久津隆@akttkc2024年11月17日買った@ Shibuya Publishing & Booksellers数日前に何かで見かけ、僕は何かと依存しやすいので、やっぱりこれは読んでみたいかも、と思っていたので見かけたので買った