
まろのふ
@takumarovski
2025年3月27日

月まで三キロ
伊与原新
読み終わった
問題にぶつかり迷い、立ち止まってしまった人たちが、偶然出会った人たちをきっかけに、再び前へ進もうとするお話。
この作品のポイントは、進もうとする兆しは見えるものの、進んだその先を語ってないところ。
もっと言えば、ぶつかった問題についても些末なものとして扱ってる節があり、大部分はうちに秘めた自らの葛藤がメイン。
誰しもが大なり小なり問題や迷いをもつなかで、それらに対してどう折り合いをつけていくか、一緒に考えることができる、そんなきっかけとなる一冊でした。
