

まろのふ
@takumarovski
今年は「年間60冊以上」を目標に。
好きな作家は恩田陸さん、辻村深月さん、
東野圭吾さん、瀬尾まいこさんetc
ミステリー系を好みますが、伏線回収がしっかりしてるものだったり、登場人物の心理描写などがきちんと描かれているものが特に好きです…しかし、最近は「食」にまつわる本が多い気がします。
- 2025年5月23日お梅は次こそ呪いたい藤崎翔読み終わった一作目同様、お梅の呪いが思わぬ作用して結果的に幸せをもたらせてしまう…マイナスが働いてるはずなのに、それがプラスに転じる場面は毎話ともにクセになる楽しみ。 時々、読者に対して直接的なアプローチがあるので、(深さはまちまちだけど)作品の中に入り込む形で読書するタイプの私には、長くなった前髪が時々目にかかるような、「少しじゃまだな」と思ってしまう感覚。 ただし、深く考えず読める娯楽要素が強い作品。
- 2025年5月22日坂木司リクエスト!和菓子のアンソロジー北村薫,坂木司,小川一水,恒川光太郎,日明恩,木地雅映子,柴田よしき,牧野修,畠中恵,近藤史恵積読中
- 2025年5月22日不連続の世界恩田陸積読中
- 2025年5月21日タクジョ!小野寺史宜読み終わったタクシードライバーという軸をもとに、働き、生きる意味を考える…良い意味で淡々と、登場する人、モノに生活感というか、街で見かけそうな雰囲気が漂う、実に小野寺さんの作品らしい一冊でした。
- 2025年5月19日
- 2025年5月14日
- 2025年5月13日戦略の要諦リチャード・P・ルメルト,村井章子積読中
- 2025年5月13日この夏の星を見る辻村深月読み終わったコロナ禍真っ只中のおはなし。 「コロナのおかげ」で、普段は交わることがなかった彼らが、星を見るため各々が住む地域で…同じ夜空の下集う。 大人は過ごす日々のうち…ではあるけど、学生である彼らにっては「今しかできない1年」 後半は辻村作品らしい面白いエピソードもあるけれど、一番は「青春を駆け抜けている」と言った感覚が強く感じ取れるのが、この作品の魅力でした。
- 2025年5月4日アンと愛情坂木司読み終わったアンシリーズ3作目。 これまでの和菓子を中心とした謎解き、という主軸は変わらないものの、アンちゃん自身が20歳となり(執筆された当時の)成人式を迎え、これまでとは違うものの見方や、より深く考えていく、と言ったまさに大人になるためのステップを登っていく過程が丁寧に描かれていたと思います。とくに今回の話の中には、生きていく上で何度も経験する「出会いと別れ」がテーマの話もあり… また、この本だけではなく、シリーズ全体食べ物の描写が美味しそうで、上生菓子に至ってはそのビジュアルも浮かんできて、実際に目の前にしているかのよう。 物語でありながら、身近さを感じる、そんな一冊でした。
- 2025年4月30日君が降る日島本理生読み終わった全体的に静かに話が展開していくイメージの作品でした→ここは決して「淡々」とは違う。 失ったことで感じる気持ちを後ろ向きすぎず、かと言って無理やり前進させるような展開もなく、己と向き合う、主人公たちの内側の様子が読み取れる一冊。
- 2025年4月30日いい音がする文章高橋久美子読み終わったリフレイン、オノマトペ、小気味いいリズムの文体…低学年向け国語の教科書や幼児向け絵本などの例に挙げていて、それら説明と、私自身の子供の、実際の反応とが結びつき、納得感が高い。 また、紙の色、フォント、サイズなども凝っており、実際にこの本の読み手に対しても良いアクセントが加えられているのは高ポイント。 そして、なぜかクミコン在籍時のチャットモンチー楽曲を聴き直したくなる、実に不思議な一冊
- 2025年4月23日
- 2025年4月22日カフネ阿部暁子読み終わった買った読み始めは「弟の死の原因を突き止めていく、よくありそうな話」と思ってました。結果的には、そこはカスっていたのだけど、まさかここまで色んなことが詰め込まれ、揺さぶられ、最後は涙するとは思ってもいなかったです…本屋大賞に選ばれただけはある、読んでよかったと思える非常に良い作品でした。
- 2025年4月15日NO.6〔ナンバーシックス〕♯9あさのあつこ読み終わった
- 2025年4月12日NO.6〔ナンバーシックス〕♯8あさのあつこ読み終わった
- 2025年4月9日アリス殺し小林泰三読み終わった不思議の国と地球のおかしな繋がりを基軸に進んでいく、複雑そうだけど、でも理解しやすい世界観。ただ、私自身が不思議の国のアリスを読んでいないので、その世界に関する部分がイマイチイメージしずらいのが難点でした。 多分、読んでればキャラクターたちの関係性や性格などわかって、もっと面白いだろうな、と。
- 2025年4月8日対岸の家事朱野帰子読み終わった
- 2025年4月5日一線の湖砥上裕將読み終わった前回(線は、僕を描く)が面白く、調べたら続編があったので思わず連投。 描くたびに分からなくなる…このなんとも言えない感覚と、前作からの命題「心の内側に宇宙はないのか?」について深く考えさせられました。
- 2025年3月28日一生のお願い高橋久美子読んでる
- 2025年3月27日月まで三キロ伊与原新読み終わった問題にぶつかり迷い、立ち止まってしまった人たちが、偶然出会った人たちをきっかけに、再び前へ進もうとするお話。 この作品のポイントは、進もうとする兆しは見えるものの、進んだその先を語ってないところ。 もっと言えば、ぶつかった問題についても些末なものとして扱ってる節があり、大部分はうちに秘めた自らの葛藤がメイン。 誰しもが大なり小なり問題や迷いをもつなかで、それらに対してどう折り合いをつけていくか、一緒に考えることができる、そんなきっかけとなる一冊でした。
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