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まろのふ
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@takumarovski
「年間60冊以上」を目標に。 好きな作家は恩田陸さん、辻村深月さん、 東野圭吾さん、瀬尾まいこさんetc ミステリー系を好みますが、伏線回収がしっかりしてるものだったり、登場人物の心理描写などがきちんと描かれているものが特に好きです…しかし、最近は「食」にまつわる本が多い気がします。
  • 2026年7月9日
    medium 霊媒探偵城塚翡翠
    少し前に放送されていたテレビドラマ版を見ていたので、大まかなストーリーは知っていましたが、それでも原作を読むと後半の展開には驚かされました。 意外性というより、読者までも巧みに騙す作者の仕掛けは見事の一言。まんまと翻弄され、思わず脱帽です。 男性だからということもあるのでしょうが、主人公・城塚翡翠の魅力にすっかり惹き込まれていました。その感情さえも作品に散りばめられたヒントの一つだったのだと思うと、最後まで計算し尽くされた構成力に感心させられました。
  • 2026年7月5日
    小鳥とリムジン
    主人公の小鳥さんは、過酷な人生を歩んできたことで、「自分が生きることには意味がない」とさえ感じながら生きています。そんな彼女が出会った人たちとの交流を通して、少しずつ心を取り戻していく物語でした。 印象的だったのは、誰かに救われるのではなく、その出会いをきっかけに自分自身で考え、自ら前へ進む道を選んでいくこと。だからこそ、その変化には大きな説得力があるように感じました。 過去に起きた出来事は決して消えないし、なかったことにもできない。それでも過去を抱えながら生きていくことには確かな価値があり、その姿はとても尊いものなのだと感じさせてくれる作品でした。 ちなみにタイトルの意味は物語の比較的序盤で明かされますが「そういうことだったのか」と感じられたのも印象的でした。
  • 2026年7月2日
    きのうの世界(下)
    上巻で散りばめられた謎は下巻で無事回収。 失踪した人物とどう関わるのか分からなかった「壊れたまま放置された三番目の塔」の謎も、真相を知ることでその意味を理解することができました。 物語の描写があまりにも現実的なため、「なぜ死んでしまったのか」という点に意識が向いていましたが、それこそが恩田さんの巧みなミスリードだったのだと気づかされます。 現実とファンタジーの境界を曖昧に描く世界観が印象的で、今回は恐怖よりも不思議さが心に残る作品でした。
  • 2026年6月29日
    きのうの世界(上)
    失踪した人間が、しばらく経って見知らぬ土地で殺される――。事件の事実はある程度出そろっているはずなのに、不思議とこの物語がどこへ向かうのかまったく読めない。 何とも言えない不安や緊張感が絶妙なバランスで保たれ、最後まで途切れることなく続いていく。 長編小説ではあるものの、章ごとに視点人物が入れ替わる構成のおかげで、展開はゆっくりでも飽きることなく読み進められます。下巻でこの物語がどのように収束していくのか、とても楽しみです。
  • 2026年6月24日
    さかのぼり喫茶おおどけい
    誰にでも、何をやってもうまくいかない時期というものがあると思います。そんなときほど「自分はこんなに頑張っているのに」と視野が狭くなりがちですが、少し視点を変えて物事を俯瞰してみることで、新たな気づきが得られる――そんなことを教えてくれた作品でした。 1作目と同様に、大時計が引き起こす不思議な力によって、悩みを抱えた人々が過去のある場面へと戻り、現在の問題を解決するためのヒントを見つけていきます。今回はそこに「歴史の積み重ね」というテーマも加わり、人と人とのつながりや、過去から受け継がれてきた想いの大切さがより深く描かれていたように感じました。 読後には、自分の悩みや苦しみも長い時間の流れの中の一部として捉えられるようになり、少し前向きな気持ちになれる、とても心温まる作品でした
  • 2026年6月23日
    さよならの夜食カフェ
    「何かを得るたび、何かを失う」――。 Mr.Childrenの『くるみ』にも似たような歌詞がありますが、これまで私はその意味をうまく理解できずにいました。しかし、この作品を読んで、その言葉が少し腑に落ちた気がします。 生きるということは、常に何かを選択し続けることです。そして、ひとつの道を選べば、その裏で選ばれなかった道は失われていく。得ることと失うことは、決して切り離せないものなのだと感じました。 人生には辛いことや後悔することがあり、ときにはそれを長く引きずってしまうこともあります。そんな中で、シャールさんがお店を訪れた一人に向けて語った「自分で自分の機嫌を上手に取る」という言葉が特に印象に残りました。 過去を変えることはできなくても、自分の心の持ち方は変えられる。その大切さを、この物語は優しく教えてくれたように思います。
  • 2026年6月20日
  • 2026年6月19日
    さらば! 店長がバカすぎて
    読み始めは、主人公のテンションが前2作と異なることに違和感を覚えました。 しかし、物語の中で流れた年月を考えれば、大人になったことで生まれた諦めや達観のような変化なのだろうと納得しながら読み進めていました。 ところが後半、その印象を覆す展開に驚かされました…そういえば、この作品はそうだったな、と。 人は長く生きていれば、それだけ悩みや迷いも増えていくもの。それでも、自分の好きなことと真摯に向き合い、一歩ずつ前へ進んでいくことの大切さを改めて考えさせられる作品だなと思いました。
  • 2026年6月17日
    人生最高ごはん
    人生最高ごはん
    トゲトゲしたところがなく、終始やさしい空気に包まれた作品でした。 食事の価値は値段や味、質の良さだけで決まるものではなく、誰と食べるか、どんな思いが込められているかにもあるのだと感じさせられます。 タイトルの『人生最高ごはん』は、まさにそうした食事を通じて人生において本当に大切なものを教えてくれる言葉だったように思いました。
  • 2026年6月15日
    天使は見えないから、描かない
    この作品の軸となる叔父と姪の関係については、最後までそれが正しいのかどうか判断できず、複雑な思いを抱えたまま読み終えました。しかしラストでは、「生きていく上で本当に大切なもの」について、一つの答えが示されたように感じました。 人は一人では生きていけない。誰かを頼ることで安心や安定を得られる一方で、誰かに頼られる存在になることも同じくらい大切なのだと気付かされました。 人と人との支え合いの尊さを改めて考えさせてくれる作品でした。
  • 2026年6月12日
    レトロ喫茶おおどけい
    迷える人たちに、喫茶店のメニューを通して進むべき方向を示してくれる物語でした。 教訓譚のような内容ですが、「おおどけい」が起こす不思議な出来事がファンタジーとして彩りを添え、心温まる作品に仕上がっていたと感じます。 生きていればさまざまな悩みや不安に直面するものですが、この物語のように、そっと優しく背中を押してくれる存在があればいいなと思いました。読後には前向きで穏やかな気持ちになれる一冊でした。
  • 2026年6月10日
    みんなのヒーロー
    「お梅シリーズ」でも感じましたが、藤崎さんの作品は主人公が思わぬ方向へ転がっていく展開が面白い。 本作もまさにドミノ倒しのように物語が進み、結末の「そうきたか」という驚きも印象的でした。
  • 2026年6月9日
    サキの忘れ物
    サキの忘れ物
    総じて、自分の心と向き合うような内省的な短編集でした。 登場人物たちは、前向きに捉えられない出来事や感情について思いを巡らせており、その心の動きには共感できる部分も多かったです。一方で、それぞれの作品にテーマはあるものの明確な答えが示されないことも多く、読後も霧の中にいるような感覚が残りました。すっきりとした結末を求める人には合わないかもしれませんが、人の心の曖昧さを味わえる一冊でした。
  • 2026年6月2日
    愚かな薔薇下
    恩田陸さんの真骨頂とも言える、「心の奥に漂う正体の知れない恐怖」が印象的に描かれていた作品でした。 今回はその恐怖だけでなく、少女から大人へと変わっていく過程での葛藤や喪失感も丁寧に描かれていたように感じます。前へ進むことで明るい未来が開けるというよりも、何かを諦めたり受け入れたりすることで、一歩成長していく――そんな物語だったのではないでしょうか。 恩田さんの作品はこれまでにも数多く読んできましたが、人物の心の揺れ動きや、言葉にしきれない感情の機微を描く巧みさには、改めて感心させられました。読後も静かな余韻が残る、恩田作品らしい一冊だったと思います。
  • 2026年6月2日
    ギフト
    ギフト
    短い話がギュッと詰まった一冊。 1話1話が短いゆえに、大きな展開があるわけでもなく、非常にシンプルな展開が多かったです。とはいえ、この話とこの話はつながってたり、など仕掛けもあり…個人的には「十二月のカレンダー」と「聖夜、電車に乗って」が心に残りました。
  • 2026年5月29日
    「やりたいこと」も「やるべきこと」も全部できる! 続ける思考
    「好きだから続ける」のではなく、「続けるから好きになる」という逆説的な発想が特に印象に残りました。 本書のコアとなるテーマは、もちろん「続ける方法」そのものですが、それを実現するための考え方や心がけは、突き詰めれば非常にシンプルです。そのため、内容としては繰り返し語られる部分もありますが、文体が読みやすく、全体を通して非常にわかりやすくまとめられていると感じました。 また、私自身、読書を通じて「続けることの意味」について考えていた時期でもあったため、本書は自分の中で漠然と抱いていた考えをうまく言語化してくれるような感覚があり、とても参考になりました。
  • 2026年4月24日
    習慣が10割
    習慣が10割
  • 2026年3月5日
    言葉は凝縮するほど、強くなる
  • 2025年11月19日
    愚かな薔薇上
  • 2025年10月30日
    ザ・ロイヤルファミリー
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